パソコン選びは知識がないと、なにをどう選んでいいのか分かりませんよね。勉強してパソコンおたくにならなくてもパソコンは選べます。
※この記事は、パソコンを3D CADに使用することを前提に書かれています。
当たり前な話ですが、CADに使用するパソコンは、快適に操作(仕事)ができることが大切です。
とはいえ、『スペック表を見ても、アルファベットや数字が並んでいるだけで、意味わかんない……』という人も多いかと思います。意味が分からないとCADソフトを販売している商社などから、一緒にパソコンも購入すると安心ですよね。
しかし、パソコン選びを人任せにしていると、無駄に高い買い物をしてしまうので気をつけてください。必要なスペックさえ知っていれば、パソコンを選ぶことはできます。
CADに使うパソコンで大切なのは下記の3つです。
- CPU(プロセッサ)
- RAM(メモリ)
- GPU(グラフィックボード)
この3つが必要な要件を満たしていることが大切です。
この他にもストレージの容量も大切にはなりますが、最近では、極端に容量の少ないモデルは売っていません。足りなくなりそうだったら増やすくらいの感覚で大丈夫です。
ストレージの増設はあとからでも簡単にできます。外付けのHDDやSSDをつなぐだけで気軽に増やすこともできるので、あまり悩まなくてもいい部分です。

この記事では「CADで使用するパソコンはどう選べばいいのか」解説しています。


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使用するCADにマッチしたパソコンを選ぶ
CADには2D CADと3D CADがあります。近年では、3D CADの普及が進み、2D CADのみで設計することは減っています。これからCADを導入し、パソコンを購入しようと考えているなら、3D CADを使うことを前提に選ぶことをおすすめします。
3D CADが当たり前の時代
3D CADの普及が進んでいるのは、メリットが多いからです。メリットを上げるとキリがないのですが、ざっくりと上げてみると下記のようになります。
- 実際の製品がイメージしやすい。
- 干渉チェックや整合性のチェックが容易。
- CAEやCAMなどに利用できる。
- 3Dプリンター用のデータを作成できる。
2D CADではできなかったことが3D CADではできるので、新規にCADを導入する際に2D CADを導入するメリットがほぼありません。『3D CADは高いから買えない……』と考えていますか?最近では「Fusion 360」のような安価な3D CADも増えており、導入のハードルが下がりました(ハイエンドモデルは相変わらず高価ですが……)。
CADの使い方という意味では、3D CADのほうが覚えることが多く、難易度は上がります。その代わり、できることが多いので、3D CADを導入するメリットのほうが大きくなります。
AM技術には3D CADが必要
AM技術(Additive Manufacturing)とは、簡単に言うと3Dプリンターのことです。ものづくりを3Dプリンターで行うには3D CADが必要です。
日本では、普及が進んでいませんが、アメリカ・中国・ヨーロッパでは普及が進んでおり、日本は10年以上遅れていると言われています。
日本では3Dプリンター関連の市場は伸び悩んでいますが、材料の廃棄ロスの少なさや、自動化などの観点からも普及が進むことは予想できます。
工作機械の進化とともに、CADやCAMが進化してきたように、3Dプリンターの進化とともに、3D CADが進化していきます。2D CADだけでは通用しない時代が、近い将来訪れるのは間違いありません。
とはいえ、DXと同じで、AM技術が日本で普及するにはまだまだ課題が多いようです……
ノートパソコンをおすすめしない理由
CADにノートパソコンは、おすすめしません。なぜなら、CADデータは、ものづくりにおいて重要なデータです。3D CADを動かそうとすると、それなりのスペックが必要になります(=高価なパソコンが必要)。
重要なデータが入った高価なパソコンを持ち歩くのは、私は抵抗があります。データ管理やセキュリティ面は、対策をしっかりすれば問題ありません。しかし、『落として壊してしまった』『どこかに置き忘れた』なんてことをしでかした場合、精神的・経済的ダメージが大きくなってしまいます。
CADの操作が快適にできる環境は、ノートパソコンでは難しいのもおすすめしていない理由の一つです。
CADの操作には、下記のような環境が必要になります。
- なるべく大きなディスプレイ(23インチはほしい)
- テンキーは必須
- マウスを使うスペース
テンキー付きのノートパソコンもありますが、16インチ〜17インチ程度の、大型のパソコンなので携帯には不利です。ノートパソコンでこれらの条件をそろえるのは、難しいのがお分かりいただけるかと思います(マウスはデスク環境ですが…)。
パソコンはデスクトップを購入し、ディスプレイ・キーボード・マウスは好みのものを別でそろえる。そのほうが安価に快適な作業環境が手に入ります。
どうしても外出先でCADを使わなくては行けない場合、私はサブ機として10万円前後のノートパソコンを用意し、リモートアクセスを利用してCAD用のパソコンに接続しています。
≫ リモートアクセスについてはこちら



CAD用のメインマシンに、ノートパソコンを購入することにメリットを感じないため、個人的にはおすすめしません。
主要なCADソフトの動作環境
下記の7種類のCADについて、動作環境を調べてみました。
- SOLIDWORKS
- iCAD
- Inventor
- AutoCAD
- Fusion 360
- Creo
- CATIA
CATIAについては、公式サイトには具体的なスペックが記載されていませんでした。「認定しているワークステーションがあるからそこから選んでね」ということみたいです。
CATIAのようなハイエンドCADはやれることが多くなります。やりたいことによってスペックが変わってくるので、明確に提示できないのかもしれません。
『やれることが多い』という意味ではCreoもハイエンドCADの中に入るのですが、Creoの公式サイトには、おおまかなスペックが記載されています。やりたいことによって詳しい案内もあるのでCATIAに比べて親切な印象です。
ただ、そのまま信じると痛い目にあいそうです。メモリが4GB以上になっていますが、4GBではまともに作業できないと思います。バリバリ作業したいなら16GB以上が理想。最低でも8GBは必要です。
AutoCADとFusion360はmacOSにも対応しています。しかし、これからパソコンを購入する場合は、Windowsをおすすめします。
なぜなら、ほとんどのCADユーザーがWindowsを使用しているので、何かトラブルがあったときに、Windowsなら事例があるからすぐに解決できることでも、Macでは時間がかかる可能性がでてきます。
もうすでにMacをお持ちの場合は、Windowsを買う必要はありません。AutoCAD・Fusion360ともに、無料で体験版が使えるので、インストールして実際に動かしてみてください。動作環境はAppleシリコン(M1,M2)である必要があります。
≫ AutoCAD体験版はこちら
≫ Fusion360体験版はこちら
CADソフト別【調査結果】
公式サイトや参考になりそうなサイトのリンクを貼っているので、そちらも合わせてご確認ください。
SOLIDWORKS
OS | Windows 10/Windows 11(64ビット) |
CPU | 64ビット、IntelまたはAMD(3.3GHz以上) |
グラフィックス | NVIDIA RTX A2000 以上(認定済みのカードとドライバ) |
メモリ | 16GB以上 |
SOLIDWORKSについてはこちらで深掘りしています。


iCAD
OS | Windows 10/Windows 11(64ビット) |
CPU | 1GHz以上 |
グラフィックス | NVIDIA T1000以上(グラフィックボード情報) |
メモリ | 2.0GB以上 |
Inventor
OS | Windows 10/Windows 11(64ビット) |
CPU | 3.0GHz以上、4コア以上 |
グラフィックス | 4GBのGPU、帯域幅106 GB/S、DirectX 11 互換 |
メモリ | 32GB以上 |
AutoCAD
Windows
OS | Windows 10/Windows 11(64ビット) |
CPU | 3GHz 以上(ベース)、4GHz 以上(ターボ) |
グラフィックス | 4GB の GPU、帯域幅 106GB/s、DirectX 12 互換 |
メモリ | 16GB以上 |
Mac
OS | macOS 10.15〜 |
CPU | Intel 64 ビットApple M シリーズ |
グラフィックス | Mac ネイティブにインストールされたグラフィックカード |
メモリ | 8GB以上 |
Fusion 360
OS | Windows 10/Windows 11(64ビット)/macOS |
CPU | x86 ベースの 64 ビット、4コア、1.7GHz以上 |
グラフィックス | VRAM 1GB以上の専用GPURAM 6GB以上の内蔵グラフィックス |
メモリ | 4GB(内蔵グラフィックス 6 GB 以上を推奨) |
Creo
OS | Windows 10/Windows 11(64ビット) |
CPU | Intel Pentium/Intel Xeon/Intel Celeron/Intel Core/AMD Athlon/AMD Opteron |
グラフィックス | OpenGLをサポートした3D対応グラフィックカード |
メモリ | 4GB以上 |
CATIA(参考資料)
必要なスペック|まとめ
最低限、必要になるスペックをまとめました。以下のスペックをベースに、パソコンを選ぶと『まともに仕事ができない……』といった事態は避けられます。
CADによって求められるスペックに多少の違いはありますが、大きな違いはありません。CADソフトというより、作業内容やどこまで高速で作業したいかによって求められるスペックが変わります。
レンダリングのようなGPUに負荷のかかる作業が多いのであれば、高性能なグラフィックボードが必要になります。設計作業(モデリング)を優先する場合は、グラフィックボードの性能を落としても(例えば『NVIDIA T1000』)、CPUやRAMを高性能にしたほうが、コスパが良くなります。
OS | Windows 10/Windows 11 macOS(AutoCAD/Fusion 360) |
プロセッサ(CPU) | 「Intel Xeon」 or 「Core i7/i9」(3.3 GHz 以上) |
RAM(メモリ) | 16GB 以上 |
グラフィックス(GPU) | NVIDIA RTX A2000 以上 |
ストレージ | SSD 推奨 |
BTOパソコン・中古パソコンがおすすめ
用途が決まっているパソコンは、BTOパソコンがおすすめです。メーカー製のパソコンに比べて、より高性能なパソコンがより安く購入できます。
NECや富士通などのメーカー製パソコンは、割高感はありますが安心感があります。この辺は好みなので、無理にBTOパソコンにこだわる必要はありません。
≫ おすすめのBTOパソコンへ
新品にはこだわりがなく、なるべくコストを抑えたい場合は、中古パソコンがおすすめです。問題なく使えるのに「中古」というだけで安くなるので、『中古なんて考えられない』『他人が使ったものなんか使いたくない』という人以外は中古パソコンも検討しましょう。
中古パソコンは希望のスペックのものが、必ず手に入るわけではありません。『希望のパソコンが見つかったら、ラッキー』ぐらいの気持ちでのぞいてみましょう。
BTOパソコンとは『受注組み立て』
BTOとは『Build To Order(受注生産)』という意味ですが、BTOパソコンは、『購入者がパーツを選んでから組み立てる』という意味です。
「パソコンのことはよく分からないから、パーツ選ぶの難しそう……」と感じるかもしれませんが、BTOパソコンは、メーカーが指定する範囲の中から選択するので、「メモリを増やしたい」とか「グラフィックボードを少し良いのにしたい」といった自分好みのカスタマイズが気軽にできます。
BTOパソコンのメリット/デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
必要なスペックにカスタマイズできる。 パーツの相性による動作不良がない。 自分で組み立てる必要がない。 使わないアプリが入っていない。 壊れた部品や、古い部品を交換して長く使える。 | 自分でパーツを選ぶ必要がある。 注文してから組み立てるので、すぐには手に入らない。 |
BTOパソコンはメリットの多いパソコンの買い方になりますが、「パソコンのことがよく分からない」という方にはハードルの高い買い方です。
迷って決められない場合は、素直にメーカー製のパソコンを購入するのも否定はしません。『迷ってる時間も楽しい』という方は別ですが、迷って時間ばかり使っても、何も生まれませんからね。
パソコンを選ぶのが面倒くさい方は、おすすめのパソコンが最後にあるので参考にしてください。
おすすめのBTOメーカー/中古パソコンショップ
BTOメーカー自体が多数あるので、パソコンを選ぶ前に『どこで買うか?』に迷うかと思います。ここでは、有名なBTOメーカーを4社、中古パソコンショップを1社、ご紹介します。
CAD用にBTOパソコンを探す場合は、グラフィックボードから検索して、他の性能を見ていくとサイト内で迷子になりづらいですよ。
パソコン工房
パソコン工房は、株式会社ユニットコムが運営する老舗パソコンショップです。全国に店舗があるため、店舗での購入が可能です。インターネットで注文して、店舗で受け取ることも可能。もちろん、インターネット通販もできます。
製品ラインアップが豊富なため、欲しいパソコンを探すのが大変そうですが、用途別にカテゴリー分けされているので、探しているパソコンにたどり着くのが簡単です。
CAD向けのパソコンを探すには左側のサイドバーから、「クリエイターパソコン」→「CAD・設計」→「3D CAD編集・解析」から探してみましょう。
≫ 公式サイトはこちら






パソコン工房の魅力は下記の5点です。
種類が豊富
種類が豊富なため、選ぶのに少々悩みますが、ゲーマー向け、クリエイター向けなどさまざまな用途に最適なパソコンがみつかります。もちろん3D CADに最適なパソコンもあります。
探し回ったけど、欲しいパソコンがみつからない……といったことがありません。
購入の際に不安なことがあれば、電話やメール、チャットで気軽に問い合わせができるので安心です。
最新パーツへの対応が早い
CPUやグラフィックボードなど、最新のパーツが登場しても、販売するパソコンに導入するには時間がかかるのですが、パソコン工房は対応が早いです。
最新スペックのパソコンが手に入りやすいため、購入後も長くパソコンを使用できます。
安心のサポート
パソコン工房のコールセンターは、24時間、365日受付けており、全国のショップでもサポートを受けることができます。保証期間を問わず、パソコン工房で購入した製品はトラブルに対応してもらえるため心強いです。
≫ 店舗一覧はこちら
保証期間は無償保証が1年間。延長保証は3年間、または4年間から選べます。他にも火災や落下など、事故や過失による故障を、本体金額の100%まで保証する「物損保証付き」も選択可能です。
定番のソフトが購入可能
Officeはもちろん、セキュリティーソフトやAdobe製品など定番のソフトが購入できるため、探し回って購入する手間が省けます。
最近は光学ドライブのないパソコンが増えているので、ダウンロード版が気軽に買えるのはうれしいサービスです。
≫ ソフトのダウンロード販売はこちら
買い替えがお得
下取りサービスを利用すると、無条件で購入代金が1,000円引き。古いパソコンの送料が無料で下取りに出せます。
古いパソコンの発送は、新しいパソコンが届いてから10日以内でいいので、データの引っ越し作業も余裕をもって行えるので安心です。
法人の場合は、ビジネス優待会員になると最大30,000円、定額で買取してもらえます。
≫ 詳しい条件はこちら



個人でも、法人でも、買い替えはパソコン工房がお得です。
ドスパラ
ドスパラは、秋葉原のパソコン専門店です。現在は全国に31店舗もあります。BTOパソコンといえばドスパラと言えるぐらい有名ですね。
ドスパラというと、ゲーミングPCのイメージが強いですが、ゲーム用途以外のパソコンも製作、販売しています。
国内で生産しているため、カスタマイズ内容によっては最短翌日に出荷可能。店舗での購入以外に、通販にも対応しており、全国どこからでも注文できます。
保証期間が最長5年と長く、24時間365日電話サポートを受け付けているので、購入後も安心感のあるメーカーです。
≫ ドスパラでおすすめのパソコンへ
FRONTIER(フロンティア)
FRONTIERの魅力は、セール品の安さです。欲しいスペックのパソコンがセール中であれば、かなりお得に購入できます。セール品以外も、全体的に価格は抑えめの印象です。
サイトがシンプルで、他のメーカーに比べて目的のパソコンが探しやすくなっています。欲しいスペックの製品にたどり着くのが簡単です。
電話サポートは「10:00〜19:00」になっており、いつでも相談できる安心感はありません。しかし、サイト内の「よくあるお問い合わせ」に詳しい解説が掲載されているので、トラブルがあってもこちらを読めば大概は解決できそうです。
電話サポートを24時間にしないことで、余計なコストがかかっていないので、より安く買えるというメリットがあります。サポート面のデメリットに目をつぶれる人には、おすすめのメーカーです。
≫ FRONTIERでおすすめのパソコンへ
≫ セールはこちらからチェック
≫ アウトレットはこちらからチェック
マウスコンピューター
マウスコンピューターは、1人が1台のパソコンを最後まで作り上げる、セル生産方式を採用しています。『高品質なパソコンを、1人でも多くの方に末長くつかっていただきたい』という想いをもとに、開発から製造まで、徹底した品質管理をしており、信頼できるメーカーです。
サイトを見ていて感銘を受けた文章があります。
期待に応えるのではなく、期待を超えていくために。私たちは品質に向き合い続けます。
引用:マウスの想い(マウスコンピューター)
この文章を読んで製造業に携わる人間として、目が覚めるような思いでした。期待に応えるのは当たり前と考えていましたが、期待を超えていくような仕事ができていたかと思うと、『できていないな…』と勝手に反省しています。
話がそれましたが、マウスコンピューターは提供している製品やサービスを考えると、『ここで買っておけば間違いない』と思えるメーカーです。
- 徹底した品質管理
- 安心の国内生産 ※一部海外生産あり
- パソコンに詳しくない人にも分かりやすい公式サイト
- 24時間365日対応のサポートサービス
Qualit(クオリット)
Qualit
「中古でパソコンを購入するのは不安……」という方もいらっしゃいますが、Qualitは12ヶ月保証がついているので安心です。
サイトが見やすく、検索もしやすいので、おすすめのショップです。ワークステーションのページ
中古なので、プロセッサ(CPU)やグラフィックス(GPU)の型番が古いものがあります。性能がよく分からない場合は、下記のリンクから仕様を確認してください。
≫ Xeonの製品仕様
≫ 「NVIDIA T」「NVIDIA RTX」と「Quadro」の比較
【中古パソコンを選ぶ目安】
プロセッサ(CPU) | 「Intel Xeon」 or 「Core i7/i9」(3.3 GHz 以上) |
RAM(メモリ) | 16GB 以上 |
グラフィックボード(GPU) | 「NVIDIA RTX A2000 以上」 or 「NVIDIA Quadro P2000 以上」(4GB 以上) |
ストレージ | SSD 推奨(HDDでも可)(256GB 以上) |
\12ヶ月保証で安心/
CADに最適なパソコン|まとめ
CAD用のパソコンを選ぶ際に、注意するパーツは下記の3つです。
- CPU(プロセッサ)
- RAM(メモリ)
- GPU(グラフィックボード)
能力の低いパソコンでも『まったく動かない』ということはありませんが、同じ作業をしたときの時間が変わってきます。1時間で終わる作業が『パソコンを安く済ませたために1時間半かかってしまった……』なんてことも起こります。



生産性を上げるためには、相応の出費は必要です。
CADをお仕事で使用する場合は、下記のスペック以上のものを購入すると、業務で困ることはないでしょう。迷って決められない場合は、各ショップに相談してみましょう。
OS | Windows 10/Windows 11 |
プロセッサ(CPU) | 「Intel Xeon」 or 「Core i7/i9」(3.3 GHz 以上) |
RAM(メモリ) | 16GB 以上 |
グラフィックス(GPU) | NVIDIA RTX A2000 以上 |
ストレージ | SSD 推奨 |
ここからおすすめのパソコンをご紹介しますが、デフォルトの構成では「Windows Home」の製品があります。『仕事用として使う』『会社で使う』という場合は「Windows Pro」にカスタマイズするのがおすすめです。価格はショップ(メーカー)によって違いますが、1万円前後で「Pro」に変更できます。
パソコン工房でおすすめのパソコン
【SENSE-S06M-127-NLX】


OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i7-12700 |
グラフィックス | NVIDIA RTX A2000 |
RAM(メモリ) | 16GB (8GB×2) |
SSD | 500GB (NVMe) |
\無難な構成/
【SENSE-F079-LC139KF-NLX】


OS | Windows 11 Home |
CPU(水冷) | Core i9-13900KF |
グラフィックス | NVIDIA RTX A2000 |
RAM(メモリ) | 32GB (16GB×2) |
SSD | 1TB (NVMe) |
\余裕のある構成/
ドスパラでおすすめのパソコン
【raytrek LC-MA2 /12G】


OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i7-12700 |
グラフィックス | NVIDIA RTX A2000 |
RAM(メモリ) | 16GB |
SSD | 500GB |
\無難な構成/
【raytrek ZQ9-A4000】


OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i9-12900K |
グラフィックス | NVIDIA RTX A4000 |
RAM(メモリ) | 32GB |
SSD | 1TB |
\余裕のある構成/
FRONTIERでおすすめのパソコン
【FRGH670/CG3】


OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i7-12700F |
グラフィックス | NVIDIA RTX A2000 |
RAM(メモリ) | 32GB (16GB×2) |
SSD | 1TB (NVMe) |
\無難な構成/
【FRGH670/CG2】


OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i7-12700F |
グラフィックス | NVIDIA RTX A4000 |
RAM(メモリ) | 32GB (16GB×2) |
SSD | 1TB (NVMe) |
\余裕のある構成/
マウスコンピューターでおすすめのパソコン
【DAIV Z7-T1】


OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Core i7-12700 |
グラフィックス | NVIDIA T1000 |
RAM(メモリ) | 32GB (16GB×2) |
SSD | 512GB (NVMe) |
HDD | 2TB |
\ストレージ優先/
【MousePro-T350XA2】


OS | Windows 10 Pro 64ビット |
CPU | Core i7-12700 |
グラフィックス | NVIDIA RTX A2000 |
RAM(メモリ) | 32GB (16GB×2) |
SSD | 256GB (NVMe) |
HDD |
\グラフィックス優先/