Windowsのファイル履歴を使ってミスを無かったことに(データ管理は大切)

PCを使って作業していると、「間違って消しちゃった…」「変更したけど、変更の必要なかった…前の状態に戻したい…」なんてことがありますよね。そんな時は『ファイル履歴を使用してバックアップ』を取っておけば、簡単に戻せるので安心です。

自分が作ったファイルを他の人がいじって、「おかしくなっちゃったから直しといて〜」なんて時にも有効です。この手の人にはバックアップを取っておいてもらって、復元のやり方を教えてあげれば、
「直しといて〜」→「(怒`Д´怒)」ってやりとりがなくなります。

グラント

簡単に復元できるのを知らなかった方は、ぜひ読んでいってくださいね。便利ですよ。

Macの場合はTime Machineを設定してくださいね。

目次

外部ストレージを用意する

外付けのHDDやSSD、USBメモリ、SDカードなどファイル履歴を保存するものを用意します。大量のファイルを復元する場合は、速度の速いSSDがおすすめですが、一つのファイルを復元することが多い場合は、HDDでも十分です(せっかちな人はイライラするかも)。

グラント

容量選択の目安は、PCのストレージの2倍あると安心です。

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Windows 10でファイル履歴を使用してバックアップ

Windows 10と11では、ファイル履歴の『オン/オフ』と『設定』のやり方が違うので、Windows 11の解説は【Windows 11でファイル履歴を使用してバックアップ】へ飛んでください。

【ファイル履歴を使用してバックアップ】をオンにする

STEP
バックアップの設定を開く
  1. 外部ストレージをPCに接続
  2. 左下の「スタート」アイコンクリック
  3. 設定」を選択
スタートアイコンから設定を選択

更新とセキュリティ」を選択してください。

更新とセキュリティを選択

バックアップ」を選択しましょう。

バックアップを選択
STEP
ドライブの追加

ドライブの追加の左側、[]のアイコンをクリックしてください。

プラスのアイコンをクリック

バックアップに使用できるドライブが表示されるので、バックアップに使用するドライブを選択してください。

ドライブを選択すると、『ファイルのバックアップを自動的に実行』が「オン」になります。なっていなければオンにしてください。

バックアップをオンにする
STEP
バックアップオプション

その他のオプション」をクリックしてください。

その他のオプションをクリック
ファイルのバックアップを実行

自動バックアップの間隔を設定できます。細かくしておくと、いざというときに助かります。

バックアップを保持

バックアップを保持する期間を設定できます。

バックアップ対象のフォルダー

バックアップ対象にしたいフォルダを追加するには[+]をクリックして指定します。

バックアップの設定
除外するフォルダー

除外したいフォルダがある場合はの[+]をクリックして指定します。

除外したいフォルダを指定

ファイル履歴から復元する

バックアップオプションの下部にある「現在のバックアップからファイルを復元」をクリックしてください。

現在のバックアップからファイルを復元をクリック

バックアップされているデータが表示されます。

  1. 下の矢印をクリックして、いつの状態に復元したいかを選択
  2. 復元したいフォルダまたはファイルを選択
  3. 真ん中、下にある緑色のボタンをクリックすると復元されます。
復元するフォルダやファイル、時間を選択して復元する
補足

エクスプローラーを開いていて、その場所にファイル履歴が存在する場合は「履歴」から復元することもできます。

エクスプローラーから直接復元する

Windows 11でファイル履歴を使用してバックアップ

Windows 11では現状、設定アプリからファイル履歴に関する設定項目がなくなっているため、Windows 10のように直感的な操作ができくなっています。

グラント

コントロールパネルからファイル履歴のオン/オフ・復元は可能です。

ファイル履歴をオンにする

STEP
ファイル履歴を開く
  1. 外部ストレージをPCに接続
  2. コントロールパネル」を開く
    (デスクトップにコントロールパネルのアイコンがあればダブルクリックして開きます。
    無い場合は『コントロールパネル』で検索して開いてください。)
コントロールパネルを検索

ファイル履歴でファイルのバックアップコピーを保存」を選択してください。

ファイル履歴でファイルのバックアップをコピー保存をクリック
STEP
ファイル履歴をオンにして設定する

ファイル履歴が保存できるドライブがあると、右下の「オンにする」ボタンをクリックすればファイル履歴が実行されます。

ドライブの選択

他のドライブを使用したい場合はここから選択できます。

除外するフォルダー

ファイル履歴に保存したく無いフォルダはここから追加することができます。

詳細設定

バックアップの間隔・保持期間を設定します。

ファイル履歴をオンにして設定する

詳細設定を変更したら「変更の保存」を忘れずにクリックしましょう。

ファイル履歴の詳細設定

ファイル履歴からファイルを復元する

復元は

  1. コントロールパネル」を開く (前項『ファイル履歴を開く』を参照)
  2. ファイル履歴でファイルのバックアップコピーを保存」を選択
  3. 個人用ファイルの復元

からすることができます。

個人用ファイルの復元

バックアップされているデータが表示されます。(ここからはWindows 10と操作方法は同じです。)

  1. 下の矢印をクリックして、いつの状態に復元したいかを選択
  2. 復元したいフォルダまたはファイルを選択
  3. 真ん中、下にある緑色のボタンをクリックすると復元されます。
Windows11 復元するフォルダやファイル、時間を選択して復元する
グラント

バックアップがあれば、簡単に復元することができます。

まとめ|ファイル履歴を使用してバックアップで安心

ファイル履歴を使用してバックアップの設定
  1. 外部ストレージを用意する
  2. バックアップのドライブを追加して、ファイル履歴をオンにする(Windows 10/Windows 11)
  3. ファイル履歴の設定(Windows 10/Windows 11)
ファイルを復元
  1. 現在のバックアップからファイルを復元(Windows 10)
    個人用ファイルの復元(Windows 11)
  2. 戻したい時間とファイルを選択
  3. 緑色の復元ボタンをクリック
グラント

時間は戻せませんが、データは取り戻せるので活用してください。

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