MX ERGOを買ってから実際にやったこと、つまずいたこと、困りそうなことをまとめておきます。MX ERGOの購入後や購入前のワクワク期にご利用ください。
MX ERGOを購入したら⇒エルゴ セットアップガイド
『MX ERGO』には箱に印刷されているクイックスタートガイド以外に説明書は付属していません。
Logi Options+の案内も無いので、初めてロジクール製品を購入した場合は「???」ってなるでしょう。
外箱の右側面にあるQRコードから、セットアップガイドにアクセスできます。QRコードは国内版を購入したのに英語サイトでした……
日本語のサイトも存在します。下記のリンクからどうぞ↓
このサイトを読めばセットアップ方法はわかりますが、QRコードに気づかないと苦戦する可能性があります。初めに『Logi Options+』をインストールすると、迷うことなく進められます。
Logicoolは、ソフトウェアを下記のように入れ替えているようです。
『Logicool Options』でMX ERGOを設定しようとすると、『Logi Options+』を使うように促されます。『Logi Options+』をインストールしましょう。
『Unifying Software』は、macOS 12以降には対応していません。macOS 11用はダウンロード可能です。
「Logi Options+の対応マウス」にMX ERGOが追加されました。『Logi Options+』&『Logi Bolt App』の組み合わせで使用しましょう。
『Logi Options+』で一括管理できるようになりました。他のアプリは不要なので削除しましょう。
トラックボールに慣れる|MX ERGOをさらに素敵に
トラックボールを使うちょっとしたコツと、MX ERGOがさらに素敵になるアイテムを紹介します。
トラックボールを使うコツ
初めてトラックボールを使うと細かい動きがやりづらくてイライラします。細かい動きを正確に操作するコツはボールを少し押し気味に回してみてください。
さらに細かい作業をする際は、ボールに人差し指を添えて、「親指と人差し指の2本でボールを操作」「左右ボタンやホイールは中指と薬指で操作」といったこともやっていました。MX ERGOの場合は、プレシジョンモードがあるので、あまりやらなくなりました。
画面の端から端まで移動したいときは、ボールを弾くように転がせば勝手に端まで移動してくれます。指が疲れるからといって、指を鍛えてマッチョにする必要はありません。
多機能なのでいろいろ試して、最高の設定をみつけていくのも楽しいマウスです。
一緒に使うと素敵なアイテム
\1台を使い倒すなら必須!専用ケース/
\ケーブル・レシーバーも併せて収納/
\USBレシーバーを追加(FLOWに便利)/
\MX ERGOと相性の良いキーボード/
\Bluetooth子機が必要なら/
購入後につまずきそうなポイント
購入後につまづきそうな、以下の点について書いておきます。
MX ERGOをペアリング
USBレシーバーとBluetoothのそれぞれの接続方法を解説します。
USBレシーバー接続
初めて接続するときは、下記の手順で自動でつながります。
- Unifying USBレシーバーをパソコンに挿入
- マウスのスイッチをON
つながらなかった場合は、以下の内容を試してください。
「Unifying Software」or「Logi Bolt App」を利用する場合は、ここをクリック
※Logi Options+の利用がおすすめ
『Unifying Software』または『Logi Bolt App』をインストールして起動します。
レシーバーと接続するチャネルを、Easy-Switchで「1 or 2」いずれかを選べます。
『Unifying Software』の場合は、レシーバーをパソコンへ挿入し、起動画面の「次へ」をクリックしましょう。
MX ERGOのスイッチをOFFにしてからONに切り替えて、しばらく待つと接続されます。
『Logi Bolt App』の場合は、「新しいデバイスを追加」をクリックしてください。
接続したい「Unifying receiver」を選択します。
MX ERGOのスイッチをOFFにしてからONに切り替えて、しばらく待ちましょう。
どうしてもつながらない場合は、パソコンの再起動が有効です。
『Logi Options+』をインストールして起動してください。
レシーバーと接続するチャネルを、Easy-Switchで「1 or 2」、いずれかを選びましょう。
Unifying レシーバーをパソコンに挿入して、「デバイスの追加」をクリックします。
「Logi Unifying レシーバー」をクリックしてください。
MX ERGOのスイッチを「オフ」にしてから「オン」に切り替えて、しばらく待ちましょう。
どうしてもつながらない場合は、パソコンの再起動が有効です。
Bluetoothのペアリング
Bluetoothで接続する場合は、「Easy-Switch」で接続したいチャネルを1または2から選びます。
「Easy-Switch」を3秒長押し(数字が点滅に変わるまで)してください。
Windowsは「Bluetooth デバイスの追加」から、Macは「Bluetooth 環境設定」から『MX Ergo』を選択してください。
Windowsで接続する方法はこちらをクリック
タスクバーのBluetoothのアイコン「
」をクリックして、「Bluetoothデバイスの追加」を選択します。Bluetoothアイコンを表示させる方法は、こちらをご覧ください。
タスクバーに「Bluetoothアイコン
」が表示されていない場合は、以下の手順で設定からも開けます。- 【Windows 10】の設定アプリから、Bluetoothの設定を開く
-
- 「スタート」(Windowsアイコン)をクリック
- 「設定」を選択
- 「デバイス」をクリック
- 【Windows 11】の設定アプリから、Bluetoothの設定を開く
-
- 「スタート」(Windowsアイコン)をクリック
- 「設定」を選択
- 「Bluetoothとデバイス」をクリック
Bluetoothの設定が開いたら、「デバイスの追加」をクリックしましょう(Windows 10では「Bluetoothとその他のデバイスを追加する」をクリック)。
「Bluetooth」を選択してください。
「MX Ergo」を選択してペアリングは完了です。
Mac(macOS Monterey 12 以前)で接続する方法はこちらをクリック
「システム環境設定」を開いてください。
「Bluetooth」を選択します。
「MX Ergo」をクリックして、ペアリングを完了させましょう。
Mac(macOS Ventura 13 以降)で接続する方法はこちらをクリック
「システム設定」を開いてください。
- サイドバーから「Bluetooth」を選択
- Bluetoothが「ON」になっているか確認
- MX Ergoの「接続」をクリック
【FLOW】を有効化する
【FLOW】は「Logi Options+」で有効化することができます。
「FLOW」をクリックして後は説明に従って進めます。
以下をFLOWを有効化したいパソコン(2台)に対して行ってください。
- 最新の「Logi Options+」をインストール
- MX ERGOを別のチャネルでペアリングする
- パソコンを同じネットワークに接続する
- FLOWを有効化する
スクロールができない場合はアクセシビリティを確認(Mac)
Macでスクロールができない場合があります。「Logicool Options」or「Logi Options+」で設定を変更、またはインストールしたらスクロールができない場合は、『アクセシビリティ』を確認してください。
【macOS Monterey 12 以前】の設定方法はこちらをクリック
メニューバーのアップルマークからシステム環境設定を選択してください。
セキュリティとプライバシーを選択します。
アクセシビリティのLogi Optionsにチェックが入っていなければチェックを入れてください。
- プライバシータブ → アクセシビリティを選択
- 左下のカギをクリック(パスワード or Touch IDが必要)
- Logi Optionsにチェックを入れる
メニューバーのアップルマークから「システム設定」を開きましょう。
- サイドバーから「プライバシーとセキュリティ」を選択
- 「アクセシビリティ」をクリック
アクセシビリティのLogi Options+が「OFF」になっていたら「ON」にしてください。
メンテナンスをしてみる
光学式やレーザーなどの一般的なマウスは、ほぼノーメンテで使い続けることができますが、トラックボールはメンテナンスが必要です。
ボールの動きが重く感じたタイミングや、考え事で手が止まったタイミングなどでお掃除してください。ボールを外して拭くだけなので、ほんの数秒で終わります。
- 直径9mmより細い棒(ペンや綿棒など)
- 拭くもの(ティッシュやメガネ拭きなど)
底のプレートを外します。(磁石で付いてるので簡単に手で取れます。)
直径約9mmの穴が登場するので、棒を使ってボールを外します。綿棒でボールを外して、そのまま綿棒で掃除すると手間がかかりません(私は綿棒が手元にないので、いつもボールペンで外してます……)。
本体側の3個の小さいボール付近に汚れがたまるので拭き取ります。ついでにボールも拭いておきましょう。
きれいになったらボールとプレートを戻して、メンテナンス終了です。
1分もかかりません。数秒で終わりますよ。
\高機能でカッコいいトラックボールマウス/