MacでWindowsを動かしたいけれど、どうすれば良いのか悩んでいますか?Parallels Desktopを使えば、簡単にMacとWindowsの両方の利点を享受できます。しかし、Parallels Desktopは有料ソフトウェアであるため、導入に躊躇する方も多いことでしょう。
実は、Parallels Desktopを無料で試せる方法が存在します。この記事では、その方法を具体的に解説し、インストールする手順を解説します。また、無料で利用できる期間や条件についても詳しく触れていきますので、ぜひ最後までお読みください。
これであなたも、Mac上で快適にWindowsを動かせるようになるはずです。本記事を通じて、Parallels Desktopの導入を一緒に進めていきましょう。
「なぜ、Parallelsなのか?」他の選択肢との比較はこちらをご覧ください。
無料でダウンロード
無料版のParallelsをダウンロードしていきましょう。
「無償トライアル」をクリックします。
「電子メールアドレス」の入力欄に、メールアドレスを入力してください。
チェックを入れて「送信」をクリックします。
「STEP 3」で入力したメールアドレス宛に、Parallelsからメールが届きます。メールに「ダウンロードボタン」があるので、クリックしましょう(Macのみダウンロード可)。
または、メールアドレスの送信後にダウンロードページへ遷移するので、そこからもダウンロードが可能です。
Parallelsのインストール手順
インストール時にストレージを約17GB消費します。Parallelsを使用する場合は、50GB程度の空き容量を確保しておきましょう。
時間的には20分ほどで終わります(Windowsのインストールに時間がかかる……)。
ここでは次の3つに分けて解説していきます。
Parallels Desktopのインストール
先ほどダウンロードしたファイルは、ダウンロードフォルダに保存されています。
「Finder」の「ダウンロード」フォルダにある「Install Parallels Desktop」(.dmgファイル)を、ダブルクリックして開きましょう。
ダウンロードフォルダへのショートカット:Command + Option + L
インストーラーが起動します。アイコンをダブルクリックしてください。
警告が表示されたら「開く」をクリックしましょう。
もう一度、警告が表示されます。「許可」をクリックしてください。
「使用許諾契約」が表示されます。「同意する」をクリックしましょう。
「使用状況を送信してもいいか?」と聞かれます。どちらでもOKです。私は「無効」を選択しました。
ダウンロードが始まります。
インストールが始まると、許可を求められます。「Touch ID」または「パスワードを入力」して、インストールを許可してください。
インストールが終わるまでしばらくお待ちください。
Parallelsに各種権限を与えていきます。「次へ」をクリックしましょう。
ここからダイアログが次々と表示されます。すべて「許可」することをおすすめします。
後から変更できますが、「許可しない」を選択すると、MacとWindows間のファイルの共有ができなくなります。
まず、「デスクトップ」へのアクセスです。「許可」をクリックしましょう。
「書類(Windowsではドキュメント)」へのアクセスです。「許可」を選択してください。
最後に「ダウンロード」フォルダです。「許可」をクリックしましょう。
最後に確認画面が表示されます。「完了」をクリックしてください。
Windowsのインストール
Windows 11のインストール画面が開きます。
「Windows のインストール」をクリックしましょう。
※ Windows以外のOSを使用する場合、または手動でインストールしたい場合は除く。
主な用途を選択します。「ゲームしかやらない」という場合は「ゲームのみ」を選択しましょう。それ以外は「業務用ツール」を選択して「続行」をクリックしてください。
後で変更できるので、迷ったら「業務用ツール」を選択しましょう。
Windowsのダウンロードが始まります。
Windowsのダウンロードが終わると、「Parallels(Windows)からMacの『カメラ』と『マイク』へアクセスしてもいいか?」聞かれます。
「許可」をクリックしましょう。
Windowsのインストールが始まります。
ここからは待ち時間が長いです。自動でインストール作業が進むので、Macの前に張り付いていなくても大丈夫です。
私の場合は約6分かかりました。
Windowsのロゴが登場!でも、まだかかります。
アップデートを確認中……
「そろそろ終わりそう」と、思わせといて……
『これには数分かかる場合があります。』……Windowsらしさを発揮!
待っていると、iCloud Driveへのアクセス許可を求められます。
「許可」しておきましょう。WindowsにiCloudアプリをインストールしなくても、WindowsからiCluod Driveへのアクセスが簡単になります。
Windowsのインストールが完了です。画面をクリックして次に進みましょう。
Parallelsの起動準備
Parallels Desktopを起動するのに、Parallels アカウントが必要です。すでにアカウントをがある場合は、サインインしてください。
アカウントがない場合は、アカウントを作成してください。AppleやGoogleのアカウントでもサインインが可能です。
私は「Apple アカウント」でサインインしました。
Macに「VSCode」がインストールされている場合は、Parallelsの拡張機能をすすめられます。興味がなければ「閉じる」をクリックしましょう。
Windowsの使用許諾契約が表示されます。「同意」をクリックしてください。
WindowsのEdgeが開いて、インストールが完了したことを知らせてきます。
アクセシビリティへのアクセスを許可するように通知がきます。通知をクリックすると、システム設定が開きます。Parallels Desktopを「オン」にしてください。
通知が来なかった場合はここをクリック
通知が来なかった場合は、次の手順で設定しましょう。
左上のアップルマークから「システム設定」を開いてください。
サイドバーから「セキュリティとプライバシー」を選択します。
Touch IDまたはパスワードを入力してください。
これでParallels Desktopが使えるようになります。
無料で使える期間は14日間
Parallels Desktopを無料で使える期間は、14日間です。
例えば、1月1日に使い始めたとすると、1月14日まで使えます。
Windowsもデフォルトでは評価版(試用版)がインストールされており、使用期限があります。
使用期限を調べてみましたが、分かりませんでした……30日間または90日間という情報が多いですが、Microsoftからの正確な情報ではありません。
私は通販でWindows 11 Proを購入し、20日目にライセンス認証を行なったので、少なくとも20日間は使用が可能です。
Windows 11 Proは、Microsoft StoreよりAmazonや楽天市場の方が安く購入できます。
Parallelsで正式にサポートされているのは「Windows 11 Pro」と「Windows 11 Enterprise」です。Windows 11 Proは、どんなに安くても2万円はします。
1万円程度で販売されているものは、非正規品の可能性が高いので手を出さないでください。Yahooショッピングで販売されている数百円のものは論外です。
Amazonで購入する場合は、Amazonのマイクロソフトで購入すると安心です。