転職活動していて、不採用になると落ち込みますよね。転職活動に疲れていませんか?
不採用の連絡をもらった後は、とても悲しい気持ちになります。『自分は何の取り得もないから、転職なんてできない』とか『自分は必要とされていない人間なんだ』などと悲観的に考えてしまいます。
転職活動で絶対に不採用にならない人はいません。
「一度も不採用になったことがない」「面接で落ちたことがない」といった人も、存在するのは事実です。そういう人は一部の天才か、ほとんど転職活動したことがない人たちの発言です。
前に進もうとすればするほど、もっと良い仕事、もっと良い給料を求めれば求めるほど、壁にぶつかるのは当たり前のことです。
大切なのは、妥協するのではなく「壁を乗り越えるにはどうするか?」を試行錯誤すること。
不採用通知がきても、『たかが転職』と捉えて次に向けて進みましょう。
転職は一度で採用にならなくても大丈夫
不採用になると、自分自身を否定されたような気分になってしまいます。
実際は違います。
あなたを否定しているのではなく、企業側が求めている人材と、あなたのやりたいことや経験が合わなかっただけです。人格を否定しているわけではありません。落ち込む必要はありません。時間の無駄なので次に向けて行動しましょう。
転職が決まらなくても、企業はたくさんあるので大丈夫です。日本の企業の数は3,674,058社あります(総務省統計局:令和3年経済センサスより)。「採用してくれるところがない」ということはありません。
転職はタイミングによって「希望している求人がない」「自分にマッチする求人がない」なんてことはよくあることです。
現在、仕事をしていてお金に困っていないのであれば、焦らずに転職活動をしていきましょう。
詳しくは【製造業で年収を上げる方法】でお話していますが、スキルの積み上がる仕事をしながら転職活動をしていれば、良い転職先に出会えるのは時間の問題です。
不採用は当たり前
人気求人であれば、応募者100人に対して、採用人数が1人、2人なんてこともあります。不採用になるのは当たり前です。
ただ、不採用になったのには何か理由があります。職務経歴書や履歴書を見直して、加筆・修正してみたり、面接でうまく答えられなかった部分があるなら答えを用意しておいたり、できることはやっておきましょう。
そうして試行錯誤しながら転職活動に慣れていくと、採用になる確率が上がります。
転職活動は何十社受けても無料です。お金のかかることではないので気楽にいきましょう。
不採用になったらやること
前に進むためには、振り返って反省することも大切です。次に向けて応募書類の見直しや、面接対策をしておきましょう。
応募書類を見直す
書類選考で落ちてしまうなら、応募書類を見直しましょう。
- 誤字や脱字がないか
- 書いていない経験や能力はないか
- 相手へのメリットが書いてあるか
読み直してみると、誤字・脱字が見つかることがあります。もう一度、読んでみて伝えたいことが伝わる書類になっているかチェックしましょう。
特に経験してきたことで書き忘れていることがあれば、書き足してください。企業は「何を経験してきたか」をよく見ています。
あなたが伝える必要のない経験だと思っていても、企業側からは価値の高い経験の可能性があります。経験は漏らさず書いてください。
応募書類でもっとも大切なのは、「この人が加わるとメリットがある、と感じてもらえるか?」です。
企業のリサーチ(情報収集)と、自己分析をしっかりやれば書けます。
「私が入ると〇〇のことで貢献できます。」と、一つで良いので、応募先へのメリットを書きましょう(面接でも使えます)。
自己分析ができていなくて、本当の強みが分からないのなら、「coachee」で自己分析のコーチングを受けてください。
「転職」という分かれ道に立っている今、最大限の努力をして、人生をポジティブに変化させましょう。
リサーチは、企業のホームページやSNSだけでなく、ニュース記事からの情報も収集しましょう。収集した情報を整理し、応募書類や面接で使える具体的なポイントをまとめてください。
とはいえ、企業のリサーチを個人で行い、応募書類に反映させるのは難しいのが現実……転職エージェントやキャリアコーチングサービスに代行してもらうことで、無駄な労力を省けます。
利用できるものは積極的に活用しましょう。転職エージェントは無料で使えます。
おすすめの転職エージェント
サービス名 | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
Doda | 履歴書・職務経歴書の書き方から面接対策、企業への推薦状など、きめ細かいサポートを受けられる 転職に関する相談やキャリアカウンセリングなど転職のプロがトータルサポート 会員登録後、カウンセリングを受けることで、企業からのスカウトを待つことも可能 | 自分に合った求人が見つからない人 転職活動の進め方が分からない人 企業からのスカウトを待ちたい人 |
Being Career (ビーイングキャリア) | 未経験者に特化した転職エージェント 経験や学歴に関係なく、ありたい姿を実現するためのサポートを提供 利益にならない相談でも、引っ越し先を探すなど、相談者としっかりと向き合いサポートする 利益よりも、働く人の可能性を広げることを優先 | 20代から30代前半の人 高卒で収入が低くて悩んでいる人 別の業界へのキャリアチェンジを考えている人 |
ものづくりエンジニア ITエンジニア | 製造系エンジニア・IT系エンジニアなどの技術職の求人に強い転職エージェント エンジニアの求人数は業界No.1(製造系:10,000件以上/IT系:2,000件以上) | エンジニア経験のある人 技術職に転職希望の人 |
コトラ | 金融・コンサル・IT・製造業界に強いハイクラス転職支援サービス 各業界の年収800万円〜のハイクラス求人が多数 ※首都圏以外の求人は少ない | 転職で年収を上げるのが最優先の人 金融・コンサル・IT・製造業界の経験がある人 「製造業+コンサル」「IT+コンサル」などスキルの幅を広げたい人 |
面接を振り返る
面接でどんな質問があって、どんな返答をしたか振り返ってみましょう。
質問の内容や面接の雰囲気は、企業によって違うのは確かです。面接を繰り返していると「聞き方は違うけど趣旨は同じ質問」「まったく同じ質問」をされることがあります。
質問にうまく答えられなかったり、面接官の反応がよくなかった返答を考えて、言葉にしてみてください。
『言語化してメモるだけ』『考えるだけ』ではなく、実際に声に出して話しておくと、面接本番でもスムーズに話すことができます。
あともう一つだけ大切なことがあります。面接前には必ず、相手への質問を用意しておきましょう。正直、面倒なのですが、効果があります。
会社のことを調べて、「もっと知りたいこと」「疑問に思ったこと」を用意しておき、具体的な質問文として用意しておきましょう。
- 会社のことを調べる
- 「もっと詳しく知りたいこと」を言葉(文章)にする
- 「疑問に思ったこと」を言葉(文章)にする
面接は回数をこなすと慣れていきます。一回でうまくいくのが理想ですが、不採用になっても次はもっとうまくやれます。大丈夫です。
自分だけのストーリーにする
今までやってきたことを、ストーリーにして話せると伝わりやすいです。
- 進学のとき、どうしてその学部を選択したのか?
- 新卒のとき、どうしてその会社に就職したのか?
- (転職経験がある場合)転職のとき、どうしてその会社を志望したのか?
- そして今、どうして面接を受けている会社に転職したいのか?
経歴は履歴書を見れば分かりますが、そのとき「どう感じて」「どう考えたのか」伝えることが大切です。企業側が求めるスキルを現時点では持っていなくても、感じ方や考え方に共感してもらえると採用になる確率が上がります。
能力よりも、考え方を重視する企業には有効な伝え方です。ひとつのストーリーとして語れると、相手に想いが伝わりやすくなります。
本当はしっかりと自己分析をして、人生で後悔しないためのキャリアプラン立て、戦略設計をするべきです。とはいえ、そのためには勉強が必要です。独学では時間がかかります。
「絶対に人生で後悔したくない」「今歩いている道が正しいのか不安……」というのであれば、キャリアコーチングを受けてください。
間違った方向に進んでいると、いつまで経ってもゴールには辿り着けません。
おすすめのキャリアコーチングサービスは下記の2つです。
- できるだけコストを抑えたい場合は→coachee(1,000円からキャリア相談が気軽にできる)
- 自己分析から転職後の活躍戦略までサポートを受けるなら→キャリアアップコーチング
他のサービスも比較したい場合はこちらをご覧ください。
ほとんどは普通の人
『自分よりすごい人はたくさんいるし、自分にはたいしたスキルがない。だから不採用になる。』なんて考えていませんか?
確かに天才はいますが、ごく少数です。ほとんどは普通の人です。
「希望の転職先には、経験が生かせないから絶対落ちる」なんてことはありません。もちろん落ちる可能性はあります。しかし、受かる可能性もあります。未来のことは誰にも分かりません。
未来が見えないからこそ、可能性は無限大です。
企業が本当に求めている人材は、外からは見えづらいです。転職で成功するかしないかは、やってみないと分かりません。
転職活動をすることにリスクはありません。転職活動を通して、転職市場での自分の価値を知ったり、習得したいスキルが分かったりします。
転職市場での価値が低いと感じたなら、価値を上げるための経験ができるところに転職したり、習得したいスキルが分かったのなら勉強したり、次の道が見えてきます。
ほとんどは普通の人です。違いは「行動するかしないか」「努力するかしないか」だけです。
まとめ|転職活動している人はすごい
転職活動をしている時点で、行動ができています。転職したいと考えていても、実際に行動する人はごく少数です。一歩踏み出せていることは、すごいことです。
「自分の思い描いた、結果が出せない」「うまくいかない」と、悩むことは誰にでもあります。
うまくいかないときは、友人や家族に相談すると、自分の目指していることがはっきりしてきます。話しておくことで、役に立ちそうな情報を知らせてくれます。
「相談できるような人が身近にいない」という場合は、キャリア相談サービスを利用すると、自分では気づけなかった強みや可能性を知ることができます。
友人や家族、キャリアコーチングサービスに相談したり、転職エージェントに登録したり、少しずつでも行動していけば、「どうにもならない」ということはありません。必ず今よりも前に進めます。
うまくいくための情報を、手に入れるチャンスをたくさん持っておくことが、転職を成功させるための近道です。
キャリアコーチングサービスはこちらにまとめています。
転職エージェント
サービス名 | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
Doda | 履歴書・職務経歴書の書き方から面接対策、企業への推薦状など、きめ細かいサポートを受けられる 転職に関する相談やキャリアカウンセリングなど転職のプロがトータルサポート 会員登録後、カウンセリングを受けることで、企業からのスカウトを待つことも可能 | 自分に合った求人が見つからない人 転職活動の進め方が分からない人 企業からのスカウトを待ちたい人 |
Being Career (ビーイングキャリア) | 未経験者に特化した転職エージェント 経験や学歴に関係なく、ありたい姿を実現するためのサポートを提供 利益にならない相談でも、引っ越し先を探すなど、相談者としっかりと向き合いサポートする 利益よりも、働く人の可能性を広げることを優先 | 20代から30代前半の人 高卒で収入が低くて悩んでいる人 別の業界へのキャリアチェンジを考えている人 |
ものづくりエンジニア ITエンジニア | 製造系エンジニア・IT系エンジニアなどの技術職の求人に強い転職エージェント エンジニアの求人数は業界No.1(製造系:10,000件以上/IT系:2,000件以上) | エンジニア経験のある人 技術職に転職希望の人 |
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