WindowsでBluetoothのアイコンが消えてしまったことがあります。
私の場合は、「機内モード」を「ON」にしていたことが原因でした。ただの間抜けです。
Bluetoothのアイコンを表示させる方法は、「元々ないのか」「あったけど消えたのか」で対処方法が違います。
この記事では、次のことについて解説します。
- タスクバーからBluetoothのアイコンが消えた場合の対処法
- BluetoothのON/OFFボタンが消えた場合の対処法
- Bluetoothに接続できないときの対処法
この記事を読むことで、あなたもきっとBluetoothを復活させることができます。
それでは、早速見ていきましょう。
Bluetoothアイコンが隠れていないか確認する
Windowsの通知領域に表示させるアイコンは、隠すことが可能です。
「実は隠れていただけだった……」ということもあるので、もう一度、確認をお願いします。
右下の矢印「
」をクリックして、隠れているアイコンを表示しましょう。Bluetoothアイコン「
」を探してください。なければ、次に行きましょう。BluetoothがONになっているか確認する
Bluetoothの機能が「OFF」になっていると、Bluetoothのアイコンは表示されません。
そもそもBluetoothが「ON」になっているか確認しましょう。
確認方法は以下の2つ。好きな方で確認してください。
「アクションセンター」から確認する
右下の通知領域からアクションセンターを開きましょう。
Windows 11の場合は、「音量やインターネット接続の状態が表示されている部分」をクリックしてください。
Bluetoothのアイコン「
」をクリックすると、「オン⇄オフ」を切り替えられます。Windows 10の場合は、右下の吹き出しアイコン「
」をクリックしましょう。「設定」アプリから確認する
「Windows 10」での確認方法は、こちらをクリック
「スタート(Windows ロゴ)」をクリックして「設定」を選択してください。
「設定」アプリを開いたら、「デバイス」をクリックしてください。
サイドバーの「Bluetoothとその他のデバイス」を選択して「オン/オフ」スイッチを確認してください。
そもそも「ON/OFFスイッチが表示されない」場合は、こちらをご覧ください。
≫ Bluetoothの「オン/オフ」スイッチが消えた場合
設定アプリから「オン/オフ」を確認するには、「スタート(Windows ロゴ)」を右クリックして、「設定」を選択してください。
サイドバーの「Bluetoothとデバイス」を選択して「オン/オフ」スイッチを確認してください。
そもそも「オン/オフボタンが表示されない」場合は、こちらをご覧ください。
≫ Bluetoothの「オン/オフ」ボタンが消えた場合
タスクバーにBluetoothのアイコンを表示させる
「Windows 10」でBluetoothアイコンを表示させる方法は、こちらをクリック
左下の「スタート(Windows ロゴ)」をクリックして、「設定」を選択してください。
「デバイス」をクリックします。
サイドバーの「Bluetoothとその他のデバイス」を選択して、右側にある「その他のBluetoothオプション」をクリックしましょう。
※開いているウインドウのサイズによっては、「その他のBluetoothオプション」が下に表示されます。右側になければ、下にスクロールしてください。
「Bluetooth 設定」というウインドウが新しく開きます。
「Bluetooth アイコンを通知領域に表示する」にチェックを入れて、下の「OK」ボタンをクリックしましょう。
Bluetoothアイコンを表示させるには、「設定」アプリを使います。
「スタート(Windows ロゴ)」を右クリックして、「設定」をクリックしてください。
サイドバーから「Bluetoothとデバイス」を選択して、「その他のデバイスを表示」をクリックしましょう。
下にスクロールして、「その他の Bluetooth 設定」をクリックしてください。
「Bluetooth 設定」というウインドウが新しく開きます。
「Bluetooth アイコンを通知領域に表示する」にチェックを入れて、下の「OK」ボタンをクリックしましょう。
Bluetoothの「オン/オフ」スイッチが消えた場合
Bluetoothの「オン/オフ」スイッチが表示されなくて、「Bluetooth機器がまったく使えない」といった状態になることがあります。
ついさっきまで使っていたのに、「デバイスにBluetoothが搭載されていません」と表示されることもあります。
こういった症状の考えられる原因は、以下の3つです。
不具合で一時的に表示されない→再起動 or 完全シャットダウン
何かしらの不具合で一時的に表示されていない可能性があります。
今まで問題なく使えていた場合は、この可能性が高いです。この場合は、「再起動」または「完全シャットダウン」を試してください。
普通の「シャットダウン」では直らない可能性が高いので気をつけましょう。
再起動は、普段やっている「再起動」です。
- 「スタート(Windows ロゴ)」をクリック
- 「電源」を選択
- 「再起動」をクリック
「完全シャットダウン」は、シャットダウンする際に、「Shift」キーを押しながら、シャットダウンをしてください。
普通の「シャットダウン」では、シャットダウン前の状態を保存します。
次回、起動する際に保存しておいたファイルを読み込んで、起動時間を短くする「高速スタートアップ」がWindows 8以降に採用されています。
「高速スタートアップ」を無効化しない限りは、不具合のあった状態をそのまま読み込んでしまう恐れがあります。
そのため、不具合があった場合は、「再起動」または「完全シャットダウン」が効果的です。
Bluetoothドライバーが古い→ドライバーの更新
再起動しても効果がなかった場合は、Bluetoothドライバーが古い可能性があります。
ドライバーを更新しましょう。
Windows Updateで更新する
ドライバーは「Windows Update」で最適な状態に保たれます。ドライバーが古い場合は、Windows Updateを実行していない可能性があるので、確認しましょう。
「Windows 10」は、こちらをクリック
「スタート(Windows ロゴ)」をクリックして「設定」を選択してください。
「更新とセキュリティ」をクリックしましょう。
「更新プログラムのチェック」をクリックします。
更新プログラムが見つかった場合は、更新しましょう。
自動で更新されないプログラムは、手動で更新する必要があります。
普段は気にしなくても良いですが、不具合が発生した際に実行してみてください。
「設定」を開きましょう。
「更新とセキュリティ」をクリックしましょう。
「オプションの更新プログラムをすべて表示」をクリックします。
※環境によっては、「オプションの更新プログラムの表示」と表示されます。
「ドライバー更新プログラム」をクリックしてください。
更新したいドライバーにチェックを入れて、「ダウンロードとインストール」をクリックしましょう。
自動でドライバーが更新されます。
「スタート(Windows ロゴ)」を右クリックして、「設定」を開いてください。
サイドバーの「Windows Update」を選択して、「更新プログラムのチェック」をクリックしてください。
更新プログラムが見つかった場合は、更新しましょう。
自動で更新されないプログラムは、手動で更新する必要があります。
普段は気にしなくても良いですが、不具合が発生した際に実行してみてください。
「スタート(Windows ロゴ)」を右クリックして、「設定」を開きましょう。
サイドバーから「Windows Update」を選択して、「オプションの更新プログラム」をクリックします。
「ドライバー更新プログラム」をクリックしてください。
更新したいドライバーにチェックを入れて、「ダウンロードとインストール」をクリックしましょう。
自動でドライバーが更新されます。
デバイスマネージャーで更新する
「Windows 10」「Windows 11」ともに同様の手順で操作できます(画像はWindows 11)。
「デバイスマネージャー」を開きます。
「スタート(Windows ロゴ)」を右クリックして、「デバイスマネージャー」をクリックしてください。
デバイスマネージャーが開いたら、Bluetoothの左にある矢印「
」をクリックして、展開します。対象のドライバーを右クリックして、「ドライバーの更新」をクリックしてください。
最新のドライバーが見つかった場合は、自動でダウンロードとインストールが実行されるので、終わるまでお待ちください。
稀ですが、ドライバーが壊れていることがあります。
壊れている場合は、ドライバーの再インストールが必要です。
やり方は簡単です。デバイスマネージャーから、ドライバーをアンインストール(削除)して、再起動するだけです。
削除後に再起動すると、自動で再インストールされます。
故障→アダプタを試す
「さっきまで使えたのに、ここまで試して効果なし……」という場合、故障している可能性があります。販売店かメーカーへ問い合わせましょう。
少しお金はかかりますが(約1,500円)、「Bluetoothアダプタを試してみる」という手もあります。
Bluetoothアダプタを試す場合は、元々パソコンに搭載されているものと干渉する可能性があるため、パソコン側のBluetoothデバイスを無効化してください。
\Bluetoothの調子が悪いときに/
「パソコン側は問題ないけど、Bluetooth機器が使えない」という場合は、以下のことを確認してください。
- デバイスの電源は入っているか?
- バッテリーが切れていないか?
- 正常にペアリングされているか?
すべて問題ない場合は、ペアリングを解除して、もう一度ペアリングすると使える可能性があります。それでもダメなら、機器の故障の可能性が高いので、メーカーのサポートへ問い合わせましょう。
Bluetoothにパソコンが対応していない
ここまで、試してみて効果がなかった場合は、パソコンがBluetoothにパソコンが対応していない可能性があります。
Bluetoothに対応していないパソコンの特徴は、以下のとおりです。
パソコンが古い
Bluetoothに対応していない、古いパソコンを使っている場合は、買い替え時です。
Windows 7をWindows 10にアップグレードして使っていませんか?
「Windows 7のまま使ってる」という場合は限界です。すぐにでも買い替えましょう。
Windows 7のサポートは、2020年1月14日に終了しています。Windows 10は、2025年10月14日にサポートが終了します。
Windowsバージョン | サポート終了日 |
---|---|
Windows 7 | 2020年1月14日 |
Windows 8.1 | 2023年1月10日 |
Windows 10 | 2025年10月14日 |
今がWindows 11に対応したパソコンを買う、良い機会です。
パソコンを買い替える場合は、こちらをご覧ください。
ワークステーション|法人向けパソコン
ワークステーションや法人向けのパソコンは、信頼性を重視したモデルが多く、余計な機能を省いていることがあります。
「情報システムの管理コストを下げる」という意味でも、余計な機能や部品が付いていません。
特にデスクトップ型の場合は、Bluetoothに対応していない可能性が高くなります。
ノートPCの場合は、Bluetoothはもちろん、カメラやマイクも搭載されているモデルが多いので、単純に故障している可能性が高いです。先述の「故障→アダプタを試す」をご覧ください。
ワークステーションでBluetooth機器を使用するには、「Bluetoothアダプタ」が必要です。
\Bluetoothに対応していないパソコンに/
まとめ
最近では、Bluetooth機器がパソコンで使えないと、不便になりました。
有線の安定感も魅力的ですが、「煩わしい配線から解放される」「無線の手軽さ」を覚えてしまうと、Bluetoothは機器は手放せません。
この記事では、「WindowsのBluetoothアイコンが表示されない|ON/OFFスイッチが消えた場合」の解決策として以下のことを解説しました。
- 機内モードがONになっていないか確認
- 隠れていないか、通知領域の「 」をクリックして確認
- BluetoothがOFFになっていないか、「アクションセンター」または「設定」アプリで確認
- タスクバーの通知領域に、アイコンを表示するように設定する
- 「再起動」または「完全シャットダウン」をしてみる
- ドライバーを更新してみる
これらを試しても改善しなかった場合は、故障しているか、そもそもパソコンがBluetoothに対応していない可能性があります。
使えていたのに使えなくなった場合は、故障の可能性が高いので、販売店やメーカーのサポートへお問い合わせください。
古いパソコンには、Bluetoothに対応していないパソコンがあります。Bluetoothに対応していない古いパソコンは寿命です。買い替えを検討してください。
ワークステーションや法人向けのパソコンは、もともとBluetoothに対応していない可能性があります。その場合は、「Bluetoothアダプタ」を使用すれば、Bluetooth機器を接続できるようになります。
\Bluetoothに対応していないパソコンに/