
Macにマカフィーをインストールしたけど、ファイアウォールが有効にできなくて時間を取られてしまいました…
同じ状況でお悩みの方は、セキュリティ関係の設定でどこか見落としているところがあると思います。
焦らずに下記の内容を確認してみてください。
macOS Ventura 13にアップグレードしたら、リアルタイムスキャンが無効になる場合は、「VShieldScanManager」をいったん削除してから、再度追加すると直ります。
インストールに関しては、マカフィーの公式サイトやお使いのサービスのサイトに解説があるので、そちらを参照してください。
私は『マカフィー for Plala マニュアル』を参照しながら、インストールしました。
≫ McAfee公式サイトはこちら
ファイアウォールを有効にできない場合



見落としがちな箇所を2点ご紹介します。焦らずいきましょう。
フルディスクアクセス
【macOS Monterey 12】の設定方法はこちらをクリック
メニューバーの左上、リンゴマークからシステム環境設定を開いてください。
(Dockから開いても大丈夫です。)


セキュリティとプライバシーを開いてください。


プライバシータブからフルディスクアクセスを選択してください。




- VShieldScanner
- VShieldTaskManager
- GenUtility
- fmpd
- VShieldScanManager
上記5つにチェックが入っているか確認してください。
チェックが入っていない場合は左下のカギを外してチェックを入れてください。
(Touch IDまたはパスワードを入力する必要があります。)
チェックを入れ終わったらもう一度、カギをクリックしてください。
メニューバーの左上、アップルマークから「システム設定」を開いてください。


「プライバシーとセキュリティ」から「フルディスクアクセス」を選択しましょう。


下記の6つがONになっているか確認してください。
- fmpd
- GenUtility
- McAfee Network Extension
- VShieldScanManager
- VShieldScanner
- VShieldTaskManager





ONにするにはTouch IDまたは、パスワードが必要です。
ダウンロードしたアプリケーションの実行許可
【macOS Monterey 12】の設定方法はこちらをクリック
先程と同じ手順で
システム環境設定 → セキュリティとプライバシー → 一般タブを開いてください。
「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可:」の部分の
「App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」のラジオボタンを選んでください。


《アプリケーション”McAfeeSystemExtensions.app”システムソフトウェアの読み込みがブロックされました。》
と表示されている場合は左下のカギを外します。
(Touch IDまたはパスワードの入力が要求されます。)
『許可』ボタンをクリック → もう一度、カギをクリックします。
先程と同じ手順で、「システム設定」 →「 プライバシーとセキュリティー」を開きましょう。
「セキュリティ」の部分まで、下にスクロールします。
「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」の
「App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」のラジオボタンを選んでください。


《アプリケーション”McAfeeSystemExtensions.app”システムソフトウェアの読み込みがブロックされました。》
と表示されている場合は、「許可」をクリックしましょう(Touch IDまたは、パスワードの入力が必要)。



以上の内容を確認の上、マカフィーを起動してファイアウォールを有効にしてみてください。
フィルタリングを求めています → 許可
ファイアウォールを有効にしようとすると
《“McAfeeSystemExtensions”がネットワークコンテンツのフィルタリングを求めています》
と表示されることがあります。その場合は『許可』を選択してください。





よく読むと『許可しない』をクリックしたくなりますが、『許可』をしないとファイアウォールが有効にできません。
リアルタイムスキャンを有効にできない場合
リアルタイムスキャンが有効にならない場合は、「VShieldScanManager」をいったん削除してから、再度追加します。
手順は以下のとおりです。
メニューバーの左上、アップルマークから「システム設定」を開いてください。


「プライバシーとセキュリティ」から「フルディスクアクセス」を選択します。


「VShieldScanManager」選択して、「ー」をクリックしてください(Touch IDまたは、パスワードが必要)。


「+」をクリックしましょう。


[Command]+[Shift]+[G]キーを押し、「/usr/local/McAfee/AntiMalware」を入力して移動します。


「VShieldScanManager」を選択して、「開く」をクリックしてください。


最後に、フルディスクアクセスの「VShieldScanManager」が「ON」になっているか確認しましょう。





ここまで完了したら、マカフィーを起動してリアルタイムスキャンを有効にしてください。
どうしても、ファイアウォールやリアルタイムスキャンが機能しない場合は、McAfeeの「カスタマーサービス」に問い合わせましょう。
まとめ|焦らずにインストールする
私はダウンロードしたアプリケーションの実行許可が許可されていませんでした。それに気付くまで1時間以上かかりました…Macを早く使いたくて説明をよく読まずに進めた結果ですね。
結果的にはひとつずつ確実に進めていった方が早かったでしょう。「急がば回れ」ってやつですね。
「ファイアウォール・リアルスキャンを有効にできない問題」についてでした。
それでは。