マウスの動きが思いどおりに行かなくてイライラすることありませんか?そんなときは設定を見直してみましょう。
デフォルトの設定では使いづらかったり、便利な機能がOFFになっていたりするので、好みの設定に変更すると作業効率が上がります。
しかも無料です。
Windows 11でマウスの設定を変更する
マウスの主な動作について設定できます。
Windows 10の設定はこちらをクリック
下のタスクバーの左側、スタートアイコンから設定を選択します。
設定画面からデバイスを選択しましょう。
左側のデバイスからマウスを選択します。
- 主に使用するボタン
-
左クリック・右クリックに使用するボタンを変更可能。「利き手が右手なら左、左利きなら右」のような使い分けができます。変更するとすぐに反映されるので、注意してください。
- カーソル速度
-
バーをドラッグして1〜20で速度を調整します。
- マウスホイールでスクロールする量
-
ホイールを回した時のスクロール量を「複数行ずつ」か「1面面ずつ」のいずれかを選択します。
「複数行ずつ」を選択した場合は、下のバーをドラッグして、一度にスクロールする行数を1〜100行の間で調整できます。 - 非アクティブウィンドウをスクロールする
-
非アクティブウィンドウ(手前にないウィンドウ)をスクロールするには「オン」しない場合は「オフ」にします。
下のタスクバーの「スタートアイコン」右クリックして、「設定」を選択します。
「Bluetoothとデバイス」を選択し、「マウス」をクリックしましょう。
それぞれ好みの設定に調整しましょう。
- マウスの主ボタン
-
左クリック・右クリックに使用するボタンを変更可能。「利き手が右手なら左、左利きなら右」のような使い分けができます。変更するとすぐに反映されるので、注意してください。
- マウスポインターの速度
-
バーをドラッグして、1〜20の範囲で速度を調整します。
- マウスホイールを回転させてスクロールする
-
ホイールを回した時のスクロール量を「複数行ずつ」か「1面面ずつ」のいずれかを選択します。
「複数行ずつ」を選択した場合は、下のバーをドラッグして、一度にスクロールする行数を1〜100行の間で調整できます。
- 非アクティブウィンドウをスクロールする
-
非アクティブウィンドウ(手前にないウィンドウ)をスクロールするには「オン」しない場合は「オフ」にします。
マウスポインターとタッチ
ポインターのサイズと色を変更できます。
Windows 10の設定はこちらをクリック
右側か下側にある「関連設定」から「マウスとカーソルのサイズを調整する」をクリックしてください。
- ポインターのサイズを変更する
-
バーをドラッグして、ポインターのサイズを大きくできます。
- ポインターの色を変更する
-
左端がデフォルトのデザイン。そのほかに2種類のデザインが選べます。右端のアイコンを選択すると、好みの色に変更することが可能です。
「マウスポインター」をクリックしてください。
- マウスポインターのスタイル
-
左端がデフォルトのデザイン。そのほかに2種類のデザインが選べます。右端のアイコンを選択すると、好みの色に変更できます。
- サイズ
-
バーをドラッグして、ポインターのサイズを大きくできます。デフォルトよりも小さくはできません。
- マウス
-
「関連設定」にある「マウス」をクリックすると、マウスの設定画面に戻れます。
マウスのプロパティの追加設定
マウスに関する詳細設定ができます。
Windows 10の設定はこちらをクリック
- 先述したように、設定画面を開きます
- マウスを選択
- 関連設定のその他のマウス オプションをクリック
設定画面を開いたあとは、Windows 11と同様です。
マウスの設定画面で、「関連設定」にある「マウスの追加設定」をクリックしてください。
マウスのプロパティ|ボタン
「ボタン」タブを選択してください。
- ボタンの構成
-
※ノートパソコンやタッチパッドを接続している場合は『デバイス』からマウスを選択してください。
左ボタンと右ボタンを入れ替えることができます。
- ダブルクリックの速度
-
1回目→2回目のクリックの間隔を調整します。遅くすると間隔が長くなり、速くすると間隔が短くなります。
右側のフォルダのアイコンをダブルクリックして確認してください。
- クリックロックをオンにする
-
チェックを入れるとクリックしてボタンを長押しすると、離しても強調表示やドラッグが可能になります。もう一度クリックすると通常のボタンを離した時と同じ動作をします。
長押し時間は「設定」ボタンから変更できます。押しっぱなしにしなくていいのは楽ですが、慣れないと使いづらいです。
マウスのプロパティ|ポインター
「ポインター」タブを選択してください。
- デザイン
-
用意されているデザインに変更したり、カスタマイズした内容を名前を付けて保存・削除ができます。
- カスタマイズ
-
項目ごとにデザインを変更することができます。「待ち状態」のみ砂時計のアイコンに変更するなど、好みのデザインに一つ一つ変更することができます。
変更するには、変更したい項目をアクティブにして、「参照」ボタンから好みのデザインを選択します。
デフォルトのデザインに戻すには「既定の設定」をクリックしましょう
ポインターオプション
「ポインターオプション」タブを選択してください。
- 速度
-
バーをドラッグして、ポインターの速度を調整します。
- 動作
-
チェックを入れるとダイアログなどが開いたときに、ポインターが自動でボタンの上に移動します。
- 表示
-
- ポインターの軌跡を表示する
- ポインターを移動したときに、残像みたいに後をついて来るポインターが表示されます。
- 文字の入力中にポインターを非表示にする
- 文字の入力中に邪魔なポインターを非表示にすることができます。
- Ctrlキーを押すとポインターの位置を表示する
- ポインターが行方不明になったときに、[Ctrl]キーを押すとサークルが表示されて見つけやすくなります。よくポインターが行方不明になるなら、チェックを入れておけばポインターの捜索時間が短縮できます。
- ポインターの軌跡を表示する
マウスのプロパティ|ホイール
「ホイール」タブを選択してください。
- 垂直スクロール
-
ホイール1目盛りに対してのスクロール量を調整します。
- 水平スクロール
-
サムホイールやチルト搭載のホイールを傾けた時のスクロール量を調整します。
Macでマウスの設定をする
システム環境設定|マウス
【macOS Monterey 12】の設定方法はこちらをクリック
メニューバーのアップルマークからシステム環境設定を選択してください。
マウスを選択します。
マウスの設定画面が開きます。
- スクロールの方向
-
ナチュラルにするとWindowsとは逆になります。Windowsも使う方には普通に使いづらいです。しかし、ナチュラルにしないとトラックパッドが使いづらい…そう感じているなら解決策がありますよ↓
Macでスクロールの方向をマウスのみ逆する方法・トラックパッドはナチュラルのまま WindowsとMacを両方ご使用中、またはWindows から Mac に替えた方向けの内容になります。 スクロールの方向をマウスとトラックパッドで個別に設定することが『Scroll Reverser』アプリ(無料)を使用すれば可能です。 - 奇跡の速さ
-
ポインターの速さを調整します。
- スクロールの速さ
-
スクロールの量を調整。
- ダブルクリックの間隔
-
1回目→2回目のクリックの間隔を調整します。遅くすると間隔が長くなり、速くすると間隔が短くなります。
- 主ボタン
-
左クリックと右クリックのボタン配置を入れ替えることができます。
メニューバーのアップルマークから「システム設定」を選択してください。
サイドバーから「マウス」を選択します。
マウスの設定画面が開きます。
- 奇跡の速さ
-
ポインターの速さを調整します。
- ナチュラルなスクロール
-
「オン」にするとWindowsとは逆になります。Windowsも使う方には普通に使いづらいです。しかし、ナチュラルにしないとトラックパッドが使いづらい……そう感じているなら解決策がありますよ↓
Macでスクロールの方向をマウスのみ逆する方法・トラックパッドはナチュラルのまま WindowsとMacを両方ご使用中、またはWindows から Mac に替えた方向けの内容になります。 スクロールの方向をマウスとトラックパッドで個別に設定することが『Scroll Reverser』アプリ(無料)を使用すれば可能です。 - 副ボタンのクリック
-
左クリックと右クリックのボタン配置を入れ替えることができます。
- ダブルクリックの間隔
-
1回目→2回目のクリックの間隔を調整します。遅くすると間隔が長くなり、速くすると間隔が短くなります。
- スクロールの速さ
-
スクロールの量を調整。
アクセシビリティ|ポインターのデザインとズーム機能
【macOS Monterey 12】の設定方法はこちらをクリック
メニューバーのアップルマークからシステム環境設定を選択してください。
アクセシビリティを選択します。
ポインターの大きさと色を変更する
左側からディスプレイ → ポインタタブを選択してください。
- マウスポインタをシェイクして見つける
-
チェックを入れてから、マウスを「フリフリ」してポインターを速く動かすと、ポインターが大きくなります。行方不明になったポインターを見つけやすくなります。
- ポインタのサイズ
-
ポインターのサイズを大きくすることができます。デフォルトより小さくすることはできません。
- ポインタのカラー
-
ポインターの枠線とその中の塗りつぶす色を変更することができます。MacはWindowsとは白黒が逆なので、枠線のカラーと塗りつぶしカラーを逆にすると、Windowsと同じにすることができます。
マウスでズーム機能を利用する
左側からズーム機能を選択してください。
- スクロールジェスチャと修飾キーを使ってズーム
-
チェックを入れると、修飾キーとスクロール(マウスのホイール)を使って画面を拡大することができます。
- 修飾キーは[Control][Option][Command]キーの中から選択
- ズーム方法は↓の3種類から選択
- フルースクリーン:画面全体を拡大
- 分割した画面に表示:上部に拡大した画面が表示
- ピクチャ・イン・ピクチャ:虫眼鏡のように一部のみ拡大
- ポイントしたテキストを拡大する
-
チェックを入れて、ポインターを動かしながら[Command]キーを押すとポインターの下のテキストが拡大表示になります。
メニューバーのアップルマークから「システム設定」を選択してください。
サイドバーの「アクセシビリティ」を選択し、「ディスプレイ」をクリックします。
ポインターの大きさと色を変更する
「ポインタ」の位置までスクロールしましょう。
- マウスポインタをシェイクして見つける
-
「オン」にすると、マウスを「フリフリ」してポインターを速く動かすと、ポインターが大きくなります。行方不明になったポインターを見つけやすくなります。
- ポインタのサイズ
-
ポインターのサイズを大きくすることができます。デフォルトより小さくすることはできません。
- ポインタのカラー
-
ポインターの枠線とその中の塗りつぶす色を変更することができます。MacはWindowsとは白黒が逆なので、枠線のカラーと塗りつぶしカラーを逆にすると、Windowsと同じにすることができます。
マウスでズーム機能を利用する
もう一度「アクセシビリティ」に戻って、「ズーム機能」をクリックしてください。
- スクロールジェスチャと修飾キーを使ってズーム
-
「オン」にすると『修飾キー』と『スクロール(マウスのホイール)』を使って画面を拡大することができます。
- スクロールジェスチャの修飾キー
-
ズームに使用する修飾キーを[Control][Option][Command]キーの中から選択
- ズーム方法
-
ズーム方法は下記の3種類から選択
- フルースクリーン:画面全体を拡大
- 分割した画面に表示:上部に拡大した画面が表示
- ピクチャ・イン・ピクチャ:虫眼鏡のように一部のみ拡大
- ポイントしたテキストを拡大する
-
チェックを入れて、ポインターを動かしながら[Command]キーを押すとポインターの下のテキストが拡大表示になります。
「」をクリックすると、テキストの設定ができます。
まとめ|便利な機能を使って作業効率アップ
好みの設定を見つけられましたか?
OSの設定だけでもできることが多いので、まずはそこから試してみてください。それでも満足できなければアプリを使用して、さらに快適な作業環境を手に入れましょう。少しだけ時間を割いて、使いやすい設定を探すことをおすすめします。
メーカーが、専用のアプリやドライバーを用意していることがあります。お使いの機種に対応するものがないか、ググってみてください。
マウス選びも大切ですが、マウスの設定も大切です。