「ノートアプリ選びに迷っている」「迷いすぎて作業が進まない」「Notion使ってみたいけど難しそう」と思っているそこのあなた。
メインのノートアプリは、「Notion」を選べば間違いありません。
Notionは非常に便利で、仕事でも日常生活でも活用できます。
「仕事の生産性が上がり、生活も豊かになる」そんな魔法のようなアプリです。
ただし、多機能なので使いこなすのは難しいです。Notionだけではできないこともあります。
しかし、「使いこなす」のは難しいかもしれませんが、「使う」のは難しくありません。
Notionでできないことを解決する方法も、後ほど解説します。
テキストを入力するアプリというと、「メモ帳」や「Word」が一般的です。メモ帳はシンプルですが、Wordは多機能ですよね。
Notionは、メモ帳のシンプルさと、Wordの多機能さを兼ね備え、さらに進化したアプリです。
Notionを使えば生産性が向上し、生活が豊かになります(大事なので2回目)。
情報収集は大切ですが、やってみないと分からないことがたくさんあります。無料なので、とりあえず試してみてください。
Notionとは|超多機能ノートアプリ
そもそも「Notion」とはなんなのか?簡単に説明します。
Notionとは一言でいうと、「超多機能なクラウド型のノートアプリ」です……はい、伝わりませんね。
もう少し噛み砕くと、ノートアプリなので、テキストの入力はもちろんできます。
そのほかには、画像やPDFなどのファイルを保存したり、プロジェクトの進捗管理やタスク管理に使ったり、データベースを使ってデータを整理したり……多機能なので「やりたい」と思ったことは大抵できます。
- クラウドに保存されるので、デバイスの容量を圧迫しません。
- 自動保存なので、データを失う心配もありません。
- 操作は直感的に行えます。
- 多くのユーザーがいるため、検索すれば情報が豊富に出てきて困ったことも解決できます。
多機能なので難しそうですが、大丈夫です。操作は直感的にできます。
「やりたいことがあるけど、やり方が分からない」というときは、検索すれば、情報がたくさん出てきます。ユーザー数が多いので、困ったことがあっても、大抵はなんとかなります。
Notionは、テンプレートが豊富なため、ゼロから自分で構築する必要はありません。
やりたいことに合うテンプレートを見つければ、余計な手間を省けます。
最初から自分で作るのも楽しいのですが、慣れるまでは、テンプレートを活用した方が楽ちんです。
公式のテンプレート集を置いておきます。
「どんなことができるのか」想像しやすいので覗いてみてください。
≫ 公式のテンプレート集はこちら
Notionの魅力|人気な理由
まずは「なぜ、Notionがおすすめなのか?」「なぜ、Notionが人気なのか?」その理由を見ていきましょう。
使うアプリが減る
Notionを使わなくても、便利なメモアプリ・タスク管理アプリ・ノートアプリはあります。
「なぜNotionか?」というと、これらが「一つのアプリで完結する」というのが、大きな理由です。
しかも、Notion内のデータをそれぞれ連携して、プロジェクトの管理にも使えます。
Notionで作ったページは、共有が可能なので、「プロジェクトの進捗管理がページの共有だけで済む」「共同作業ができる」というメリットもあります。
Notionで作成したページは、インターネット上に公開することが可能です。ホームページやブログの代わりにも使えます。
機能面では劣りますが、Excelやパワポの代わりにもなります。
タスク管理や表計算、メモアプリ、ノートアプリには、単体ではNotionよりも使いやすく、便利なアプリがあります。
しかし、一つひとつは優秀でも、それぞれの情報が散らばってしまい、管理が少し煩雑なってしまいます。
「一つのアプリで完結する」「それぞれの情報を連携できる」恩恵は、実際に使ってみると、思っている以上に大きいです。
無料でも機能が充実
機能 | フリープラン |
---|---|
ページ数 | 無制限 |
アップロード容量(1ファイルにつき) | 最大5MB |
ページの復元(履歴) | 7日間 |
ゲスト招待人数(ページの共同編集) | 10人 |
Notionは基本的に無料で使用できます。
他にも無料で使えるノートアプリはありますが、これほど多機能なものを無料で使用できるのは、他にありません。
個人で使用する分には、無料でも十分に活用できます。
有料版にする理由があるとすれば、次のような場合です。
- AIが使いたい
- チームで使いたい
- 5MB以上のファイルを保管したい
Notion AI
「Notion AI」の利用は、無料ではすぐに制限に引っかかってしまうため、実質、無料版では使えません(20回まで無料)。
「Notionをメインのワークスペースにする」「執筆がメインの作業」という場合は、『AIは必須』と言ってもいいくらい便利です。
20回までは無料でAIが使えるので、試してみてください。無制限で使うには、月に1,650円払う必要があります。
≫ Notion AIについてはこちら
チームでワークスペースを共有
Notionは、ワークスペースを共有して、チーム(複数人)で作業が可能です。しかし、制限が厳しいので、2人以上で利用するには、課金が必要です(無料のチームスペースは100ブロックまで)。
「ゲスト招待(ページ単位の共同作業)」や「ページの共有」は、無制限なので、ページ単位での共同作業であれば、無料でも大丈夫です。
無料で10人まで招待できます。
保存できるファイルの大きさは5MBまで
無料でNotionに保存できるファイルの容量は、最大で5MB。これは「1つのファイルが最大5MB」という意味です。
例えば、「4MBのファイルを2つ保存したい」場合は可能です(『4 MB + 4 MB = 8 MB』はOK)。 1つのファイルが5MBを超えなければ、容量に制限はありません。
「AIを使う」「チームで共同作業をする」「5MBを超えるファイルを保存する」この3つに当てはまらなければ、無料で使い続けることが可能です。
個人的にはAIは便利なので、課金するのはアリだと思います。「ChatGPT Plus」の約半額で使えます(¥1,650/月)。
操作が直感的で分かりやすい
Notionのエディターは、「ブロックエディタ」を採用しており、初めてでも分かりやすく、操作性も抜群です。
「マークダウン記法」にも対応しているため、手軽に装飾が可能です。
下の画像は、「テキストブロック」「箇条書きブロック」「テーブルブロック」の例です(枠で囲われている部分が1ブロック)。ほかにも、見出しやプログラムコード、画像などのブロックがあります。
GoogleマップやYouTubeを埋め込んだり、Google Driveと連携してGoogleシートのプレビューを埋め込んだり、といったことも可能です。
「ブロックエディタ」「マークダウン記法」と聞いて、WordPressでブログを書いたことことがある方は、ピンときたと思います。
現在のWordPressのエディター(Gutenberg)とほぼ同じ感覚で書けます。Notionはブログ執筆にもおすすめです。
ブログ執筆以外にも、資料や議事録などのドキュメント作成は、Notionがあれば他のアプリは必要ありません。
≫ メモやドキュメントの作成についてはこちら
使う場所、デバイスが限定されない
Notionは、Windows・Mac・Android・iPhone・iPadなど、主要なデバイスに対応しています。
アプリはもちろんですが、ブラウザでも使えるので、AmazonのFireタブレットような、アプリが使えないデバイスでも使用可能です。
私は読んだ本のアウトプットにNotionを使っています。Fireタブレット(Kindle)で本を読みながら、Notionにノートを取れるので便利です。
クラウド型なので、”インターネット回線がないと使えない”と思いきや、アプリ版は保存ができないだけで普通に使えます。
保存はインターネットに繋がったタイミングで自動で同期されます。
ブラウザ版は、オフラインだと開いているページの編集は可能ですが、他のページへの遷移はできません。
インターネットに繋がっていない状態の方が稀なので、あまり気にするところではありませんが、アプリ版ならどこでも使える安心感があります。
場所やデバイスに縛られずに、「どこでも書きたいことが書ける」これがNotionの魅力です。
保存容量を気にしなくていい
Notionには容量制限がありません。
無料版には、「1つのファイルにつき5MB」という制限はありますが、それ以外は制限がありません。
どれだけ書いても、どれだけファイルをアップロードしても大丈夫です。
使った分だけお金がかかることもありません。
これは意外とすごいことで、容量を圧迫することへのストレスから解放されるので、素晴らしいサービスです。
他のノートアプリには、必ず何かしらの容量制限があります。
例えば、MicrosoftのOneNoteは、契約しているOneDriveの容量を消費します。GoogleドキュメントやKeepもGoogle Driveの容量を消費します。
Notionとよく比較されるEvernoteの無料版は、1つのノートの最大容量は25MB。月に使える合計の容量は60MBと、割ときつめの制限があります(有料版でも制限あり)。
これだけ多機能で、デバイスの容量も、クラウドの容量も、気にせず使えるのはNotionしかありません。
≫ Evernoteの制限はこちら
≫ Notionのプラン比較はこちら
便利なテンプレートが満載
Notionは多機能なので、とっつきにくい印象があります。
ただ、印象だけで使わないのは、もったいない。実際に触ってみれば、使いやすいことに気づくはずです。
初めは「何をどうすればいいのか分からない」と感じるかもしれませんが、とりあえずメモ帳の代わりに使ってみてください。
とにかく触ってみましょう。
やりたいことがある場合は、初めから自分で構築するのは時間がかかるので、テンプレートを利用するのがおすすめです。
公式に公開されているテンプレートだけでも、ほとんどやりたいことが実現できると思います。公式以外にもNotionユーザーが作成したテンプレートも公式サイトで公開されています。
AIがめっちゃ便利
Notion AIを使って、「Notion AIは便利」というタイトルで、ブログ記事を書いてもらいました。その様子が下の動画です。
プロンプトは「次についてブログ記事を執筆:Notion AIは便利」と、簡単なものです。それでも、それなり文章を出力してくれています。
AIは無料でも20回だけ使えますが、すぐに使い切ってしまいます。実質、課金が必要です(¥1,650/月)。
できることはいろいろありますが、代表的なのは次の3つです。
- Q&A(Notion内から必要な情報を見つける)
- 文章生成
- 文章の要約・翻訳
Q&A
「Q&A」は、Notion内にある情報をもとに、AIが文章を生成する機能です。
関連するページやデータベースもNotionの中から探してくれます。
私は「本を読んでいるときのメモ」「思いついたこと(アイデア)」「記事の下書き」「自分の知識」「スキャンした書類(領収書とか説明書とか)」「スケジュール」「日記」あらゆることをNotionに入れています。
私にとってNotionは、単なるドキュメントを作成するツールではありません。「知識をため込む場所」「自分の記憶の一部」でもあります。
そうやって情報をためていけば、「アレやったのいつだっけ?」「あれについて書いてあった本どれだっけ?」となっても、Q&Aを使えばすぐに回答が得られます。
チーム利用の場合は、Notionに資料や社内規定、チームのルールなどを保存しておけば、AIに質問すると回答してくれます。
Q&Aは、Notionに情報を入れれば入れるほど、可能性が広がる機能です。
どんどんNotionに情報を保存しましょう。
文章生成・要約・翻訳
文章生成や要約・翻訳は、もはや生成AIでは当たり前の機能ですね。個人的には、文章の修正や改善、アイデア出しによく使っています。
しかし、ChatGPTやGeminiなどのAIチャットツールでも可能な作業です。それなのに「なぜ、月に1,650円払ってまでAIを使うのか?」というと、「Notionですべて完結するから」です。
他のAIツールを使うと、行ったり来たりするのが面倒……
Notion AIなら、必要な情報を表にまとめてもらったり、文章の改善をしてもらったりするのがすごく楽です。
文章生成の精度は、GPTやGemini、Claudeに比べると、劣っていると感じることもありますが、「AIに頼みたいことを書きながらすぐに頼める環境」は、実際に使うと感動します。
例えば、議事録を作成して → 確認・修正して → アクションプランを抽出して → ToDoリストを作成する。みたいな流れはよくあると思います。
この作業の「修正」~「ToDoリスト」までをNotion AIで自動化できます。
議事録を作成中も、要約文を書いてもらったり、箇条書きや表にまとめてもらったり、AIが大活躍です。
20回だけ無料で使えます。ぜひ試してみてください。
プランによる機能の違い
無料でも十分使えるNotionですが、有料プランとの違いを見てみましょう。
主な違いは次のとおりです。
プラン | ページとブロックの数 | アップロード容量 | ページの復元 (履歴) | ゲスト招待人数 (ページの共同編集) |
---|---|---|---|---|
フリー | 無制限(チームペースは1000ブロックまで) | 1ファイルにつき/最大5MB | 7日間 | 10人 |
プラス | 無制限 | 無制限 | 30日間 | 100人 |
ビジネス | 無制限 | 無制限 | 90日間 | 250人 |
エンタープライズ | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 250人から |
チームでワークスペースを共有できる「チームスペース」の利用は、プラスプラン以上が必要です。フリープランの1000ブロックは、すぐに使い切ってしまいます。
ゲストを招待してページ単位で共同作業する場合は、人数制限の中であれば、制限はありません。フリープランでもこの方法なら、共同作業が可能です。
詳しくは、Notionのプランページをご覧ください。
Notionの料金
プラン | 価格 | どんな人にオススメ? |
---|---|---|
フリー | 無料 | 個人向け|日々のあらゆる情報の整理整頓に |
プラス | ¥2,000/月 ¥19,800/年(¥1,650/月) | 小規模グループでの計画や情報整理に |
ビジネス | ¥3,000/月 ¥30,000/年(¥2,500/月) | Notionを利用して複数のチームとツールをつなげたい企業向け |
エンタープライズ | カスタムプラン ≫ お問い合わせはこちら | 会社全体の運営に適した高度な管理機能とサポート |
1人で使用する場合は、フリープランでほとんどの機能を使えます。
「AIを使いたい」「5MBを超えるファイル(動画や音楽・PDF等)をNotionで管理したい」という場合は、有料プランを検討しましょう。
- 5MBを超えるファイルの保存は「プラスプラン」:¥2,000/月(¥19,800/年)
- Notion AIはプラスプランとは別料金:¥1,650/月
チームスペースを使用する場合は、グループの規模によって「プラス」「ビジネス」「エンタープライズ」から選ぶことになります。
詳しくは、Notionの料金ページをご覧ください。
Notionの始め方
Notionを始めるためには、アカウントの作成が必須です。
まずは「こちら」からNotionにアクセスしましょう。
「無料でNotionをダウンロード」をクリック(タップ)します。
次の3つの方法でログイン(アカウント作成)が可能です。
- Googleアカウント
- Apple ID
- メールアドレスとパスワード
簡単で安全性も高いので、個人で使用する場合は「Googleアカウント」または「Apple ID」でログインするのがおすすめです(パスワード管理も必要ないし)。
会社でチームスペースを利用する場合は、勤務先のメールアドレスでログインしましょう。
学生や教職員の方は、プラスプランが無料で使えます(教育機関のメールアドレスと証明書が必要)。
≫ 詳しくはこちら(FAQ:教育機関での利用・学割について)
1人で複数のアカウントを作成することも可能です。『とりあえずお試し』であれば、GoogleかAppleのアカウントでログインしてみましょう。
- 個人で使う → 「Googleアカウント」or「Apple ID」がおすすめ
- 会社で使う → 勤務先のメールアドレス
- 教職員・学生(プラスプランを無料で使いたい)→ 教育機関のメールアドレス
ここでは、「Googleアカウント」でのログイン方法を解説します。
上記の「サインアップ」の画面で「Googleアカウントでログインする」を選択すると、アカウントの選択画面が表示されます。
Notionに使いたいアカウントを選択しましょう。ログインを求められた場合は、Googleアカウントにログインしてください。
用途を選択します。『とりあえず使ってみたい』『無料で使い始める』という場合は、「個人で利用」を選択して「続ける」をクリックしましょう。
はじめに入っているテンプレートが変わるだけなので、実はどれを選んでも大丈夫ですが、「個人で利用」が最もシンプルです。
以上でログイン(アカウント作成)は完了です。
アプリを使いたい場合は、アプリをダウンロードして、今回作成したアカウントでログインしましょう。
アプリの方が使えるショートカットの数が増えるので、作業スピードが上がります。
≫ デスクトップアプリのダウンロードはこちら(Windows・Mac)
はじめは「使ってみる」というページが開いています。このページを読みながら、いじってみてください。
言語が日本語にならない場合は、こちらをご覧ください。
まずは書いてみる|使いこなすことを目的にしない
Notionは多機能なので、何をしていいのか分からないかもしれません。
おそらく多くの人がNotionを使う目的は、「メモを取る・ノートを取る」といった「ドキュメント作成」だと思います。
だとすれば、まずはページの作り方・書き方を覚えてください。「データやページの整理整頓」や「データベースの使い方」「プロパティ編集」などは、あとまわしでOKです。
とりあえず触りながら、少しずつできることを増やしてください。『こんなことできないかな?』と思ったら検索して、自分なりのNotionを構築していきましょう。
『使いこなしてやるぜ』と思って欲張ると、Notionの機能を使いきれていないことが、ストレスになります。
「自分のやりたいことができていればOK」と考えてください。
「もっと効率的な使い方はないのか?」と考えがちですが、生産性や効率ばかり気にして、実務が進んでいなければ本末転倒です。ほどほどにしましょう。
Notionはあくまで手段。目的を見失わないでください。
それでも『Notionを使いこなしたい』『もっと仕事や生活に活用したい』と思ったら、本を読むのがおすすめです。
ネットで情報をあさるより、体系的に学べます。
\Notionの基本はこの1冊でOK/
テンプレートを探す
Notionにはテンプレートが豊富に存在します。
「こんな使い方をしたい」「こんなリストを作りたい」といった要望に応えるテンプレートが探せば出てきます。
まずは公式のテンプレートを探してみて、満足できなければGoogleで検索してみましょう。
使い始めからすべて自分で構築しようと思うと、膨大な時間がかかります。
Notionを触っていると楽しいので、やってしまいがちですが、時間が解けます。
まずは既存のテンプレートを活用して運用してみましょう。
Notionの欠点を補うアプリ
Notionは多機能でなんでもできるアプリですが、ほかのノートアプリの方が良い部分もあります。
ほかのノートアプリでできて、Notionでできないことは、次の3つです。
- 手書き
- 画像編集
- プレーンテキスト
ここではNotionとあわせて使うと、作業の幅が広がるのアプリをご紹介します。
Notionは手書きや画像編集ができない
Notionは「手書き」や「画像編集」ができません。
手書きや簡単な画像編集は「Evernote」でできます。できますが、無料版が超改悪で使い物にならなくなったので、Evernoteはおすすめしません(有料版が使える場合はアリです)。
もうすでにEvernoteを使っていて、乗り換え先を探している場合は「UpNote」がおすすめです。有料ですが、Evernoteの有料版より安いです(月/100円 or 買い切り/4,000円)。
1アカウントに対して、ノートブックが1、ノートが50……便利だったのに残念……
Evernoteが使えなくなったので、代わりにMicrosoftの「OneNote」をおすすめします。Evernote同様、「手書き」「画像編集」さらに「文章の執筆」がすべて可能です。
簡単な運用方法は、OneNoteで必要な作業(手書きや画像編集)をして、共有リンクをNotionに貼り付ける、または埋め込む方法。
OneDriveの容量を節約したい場合は、PDFで保存して、Notionに埋め込みましょう(編集はできなくなる)。
もう少し本格的に画像を編集したい場合は、「PhotoScape X」がおすすめです。
Windowsでも、Macでも、無料で使えます。Windowsは「Microsoft Store」から、Macは「App Store」からダウンロードできます。
無料で運用するなら、「Notion + OneNote」か「Notion + PhotoScape X」がおすすめです。
Notionはプレーンテキストで書けない
Notionは、マークダウン記法で書くので、基本的にはプレーンテキストで書けません。
裏技的には、コードブロックを使えばプレーンテキストで書けます。
プレーンテキストとは、文字の大きさや色など、装飾の情報がないテキストのことです。
例えば、Windowsの「メモ帳」アプリで書いたテキストが、プレーンテキストです。メールやチャットなどもプレーンテキストで書くことが多いです。
Notionのブロックエディタでメールやチャットの下書きをすると、改行や段落の調整が必要になるので、ちょっと面倒です。
Notionを使って、プレーンテキストで書きたいときは、コードブロックの「Plain Text」を使いましょう。AIでの文章生成や修正も可能です。
「ちょっとだけプレーンテキストで書きたい」というときにおすすめなのは、Windowsなら「メモ帳」。Macなら「テキストエディット」か「スティッキーズ」が良いかと思います。
Notionのようなクラウド型のアプリでは「Simplenote」がおすすめです。プレーンテキストでもマークダウンでも書けます。
AIが必要ないなら、どんな場面でも使いやすいので、「Simplenote」がおすすめです(ネット回線は必要)。
便利なノートアプリ「Notion」|まとめ
Notionは複雑な機能を備えつつも、直感的な操作性が魅力のノートアプリです。
無料版でも十分な機能を提供しており、個人利用なら料金を気にすることなく始められます。豊富なテンプレートは、日常業務の効率化やタスク管理を容易にします。
Evernoteからのスムーズな移行も可能で、これまでのノートアプリに満足できていなかったあなたにとっても、Notionは新たな可能性を提供します。
始めるには、アカウントを作成し、ログインするだけ。難しく考える必要はありません。Notionで日々の情報整理をもっと快適に、もっと効率的に進めましょう。