作業していて、思ったことはありませんか?
もう1枚モニターが欲しい。
タブレットをパソコンのモニターとして使用すれば、デュアルディスプレイ環境が簡単に手に入ります。
「家庭やオフィスでの作業スペースを有効活用したい」「外出先でも快適にデュアルディスプレイで作業がしたい」というあなたには、この方法が魅力的な選択肢になります。
私自身、外出先で作業するとしても、モバイルディスプレイを購入して持ち歩くのには抵抗がありました(荷物が増えるし、お金も使いたくない……)。
しかし『もう1枚モニターが欲しい』と思っていたある日、ふと気づきました。
タブレット使えばいいんじゃね?
普段、読書や動画の視聴用にFite HD タブレット(10インチ)を持ち歩いています。これをサブモニターとして使ってみました。すると、なんということでしょう。快適に作業ができました。
タブレットは、メインの作業スペースとしては小さすぎます。それでも、資料やメールなどを見ながら作業ができるため、作業効率には大きな違いがあります。
実は、タブレットをサブモニター化するのは、難しいことではありません。
この記事では、タブレットをサブモニターとして使用する手順を解説しています。
記事内では、Amazonの「Fire HD」を使っていますが、「Androidタブレット」「iPad」でも同じ手順で使えます。
MacのサブモニターとしてiPadを使う場合は、「Sidecar」を使うか、ケーブルで接続するだけなので、ここでは解説していません。
iPadでMacのディスプレイを拡張したい場合は、こちらをご覧ください。
Windowsのサブモニターにタブレットを使用する方法
Windowsのサブモニターとして、タブレットを使用するには、「spacedesk」という無料アプリを使用します。
お金をかけずに簡単に接続できます。詳しい手順を見ていきましょう。
Windowsの準備
「spacedesk」にアクセスしたら、「DOWNLOAD」ボタンをクリックするか、下にスクロールしましょう。
「SPACEDESK DRIVER SOFTWARE for Windows PRIMARY PC (server)」の部分から、インストールするパソコンに適合するファイルをダウンロードします。
現状、ほとんどの人が「Windows 10/11 (64-bit)」のはずです。Windows 10の場合は、ご自身のパソコンが「32-bit」か「64-bit」か、確認してください。
ビット数の確認方法はここをクリック(Windows 10)
左下の「スタート(Windowsのアイコン)」をクリックして、「設定」を選択してください。
「システム」をクリックしましょう。
サイドバーから「詳細情報」を選択します。「システムの情報」の部分でビット数が確認できます。
Windows 11に32-bitは存在しないので、Windows 11の場合は、64-bit一択です。
Windows 8.1を使用している場合は、パソコンを買ってください。Microsoftのサポートが切れています。
パソコンの買い替えは、以下の記事をご覧ください。
ダウンロードしたファイルを開きます。ブラウザから直接開くか、エクスプローラーから開きましょう。
エクスプローラーから開く場合は、タスクバーのエクスローラーをクリックしてください。
「ダウンロード」フォルダを選択して、先ほどダウンロードした「spacedesk_driver_Win~~~.msi」をダブルクリックします。
「.msi」ファイルを開くと、インストーラーが開きます。
「Next」をクリックしましょう。
英文の日本語訳はここをクリック
spacedesk Windowsへようこそ
DRIVERセットアップウィザード
セットアップウィザードは、お使いのコンピュータにspacedesk Windows DRIVERをインストールします。[次へ]をクリックして続行するか、[キャンセル]をクリックしてセットアップウィザードを終了します。
「使用許諾契約書」が表示されます。
「I accept the terms in the License Agreement(ライセンス契約の条項に同意します)」にチェックを入れて「Next」をクリックしてください。
「使用許諾契約書」の日本語訳はここをクリック
※翻訳「Notion AI」2024/1/23
1.1. 以下の利用規約は、datronicsoft Technology GmbH(以下「プロバイダー」と称す)がドイツ・アウクスブルクのPröllstr. 22に所在し、代表取締役のマルセル・リューディンガー(以下「プロバイダー」と称す)が代表するプロバイダーと、商業または非商業目的でspacedeskソフトウェアを使用する各ユーザー(以下「ユーザー」と称す)との間で適用されます。利用規約は、商業および非商業の個人目的でのspacedeskドライバーおよびspacedeskビューアの使用を規制します。特に規定されていない限り、これらの規定は将来のバージョン(パッチ、更新、アップグレード)にも適用されます。
もしhttps://www.spacedesk.netを通じて提供されるサービスの個別の使用に特別な条件が存在する場合は、ウェブサイト上の適切な場所で示されます。その場合は、特別な利用規約が追加で適用されます。
1.2. 以下の利用規約は、spacedeskソフトウェアの使用に適用されます。ユーザーやその他の契約相手の一般的な利用規約の適用は除外されます。ユーザーやその他の契約相手の異なる、矛盾する、または補完する一般的な利用規約は、プロバイダーが明示的にその有効性に同意した場合にのみ契約の一部となります。
- 契約の対象
2.1. SPACEDESKは、仮想グラフィックアダプタとスクリーンのためのマルチモニターアプリケーションです。ソフトウェアを使用するには、spacedeskドライバーとspacedeskビューアをダウンロードする必要があります。spacedeskドライバーとspacedeskビューアは、https://www.spacedesk.net/から無料でダウンロードできます。
2.2. プロバイダーは、spacedeskソフトウェアの無料利用オプションを提供します。
2.3. プロバイダーは商業および非商業目的でのspacedeskソフトウェアの無料利用を許可します。
2.4. これらの場合、永続的な利用を保証する権利はありません。プロバイダーは、無料バージョンのspacedeskソフトウェアの利用を終了したり、制限したり、機能範囲を適応させる権利を留保します(第6項を参照)。
2.5. プロバイダーは、保証の下でその義務を果たす必要がある場合を除き、パッチ、更新、アップグレードを自己の裁量により提供する権利を留保します。
- 契約の締結 ユーザーがspacedeskビューアまたはspacedeskドライバーを無料でダウンロードすることで、プロバイダーとユーザーの間で契約が締結され、ユーザーは商業および非商業目的でソフトウェアを使用することができます。
- 利用権
4.1. プロバイダーは、本契約に定められた範囲で、ユーザーに非独占的かつ譲渡不可の利用権を付与します。利用権の内容に関する規定は、本条項4.1および4.2、およびセクション4.2に従って制限されます。サブライセンスは許可されません。ユーザーは、ドイツ著作権法の第69d条第3項、第69e条に従ってソフトウェアの複製および逆アセンブルを行う権利を有します。
商業および非商業目的でのspacedeskソフトウェアの使用について、ユーザーは、契約の期間に限定された利用権を付与されます(セクション6に従う)。
4.2. 購入者は、第三者に対して、spacedeskソフトウェアを貸与、サブライセンス、有線または無線手段で複製、公開し、またはその他の方法で提供する権利を有しません。第三者とは、ユーザーの事業活動に従事する従業員およびユーザーが適切な使用を保証するために雇用する人物は含まれません。
- 使用料金 「spacedesk Viewer」の使用は無料です。
- 契約の期間と終了 契約は、spacedesk Driverに表示される有効期限が切れると自動的に終了します。spacedesk Driverの有効期限は「spacedesk Driver Console」に表示されます。
- 保証 プロバイダーは、spacedeskソフトウェアの提供において、法的な瑕疵の詐欺的な隠蔽または法的な瑕疵の詐欺的な隠蔽の場合にのみ瑕疵に対して責任を負います。
- 責任
8.1. これらの利用規約に別段の規定がない限り、プロバイダーは法律上の規定に従い、契約違反および非契約違反に対して責任を負います。
8.2. プロバイダーは、故意および重過失の場合には、法的な根拠に関係なく、責任を負います。軽過失の場合、プロバイダーは、予見可能な、通常発生する損害の補償に限定して責任を負いますが、その範囲は法的な責任制限(たとえば、自己の事務における注意、重要な契約上の義務違反)に従います。
- 法の選択と管轄地
9.1. 本利用規約およびプロバイダーとユーザーの間の利用契約から生じる契約関係は、国際一般法、特に国際物品売買契約に関する国際連合条約を除外し、ドイツ連邦共和国の法律に従うものとします。
9.2. 契約相手がドイツ商法に基づく商人、公法人、または公法上の特別基金である場合、契約の使用に直接または間接に起因するすべての紛争について、本利用規約を含む、専属的に、また国際的にも管轄権を有する場所はアウクスブルクです。
9.3. 契約締結時にユーザーがドイツに住所を有していた場合であり、プロバイダーが請求を行う時点でユーザーがドイツから移転したか、その住所または通常の居住地が不明である場合、すべての紛争についての管轄権は、アウクスブルクに所在地の登記上の事務所となります。
- 最終規定 10.1. 本契約の修正および補足は、書面で行われる必要があります。これは、この書面形式の要件を放棄するためにも適用されます。
10.2. 本契約には、当事者の他の一般的な利用規約は適用されません。これは、そのような利用規約が明示的に矛盾していない場合でも適用されます。
10.3. これらの利用規約のいずれかの条項が全体または一部無効である場合、これは他の規定の法的有効性には影響しません。この場合、当事者は、無効な規定の経済的目的に最も近い有効な規定に置き換えることに同意します。同様の適用は、合意書における空白に対しても適用されます。
インストールする場所を選択します。
変更する必要がないので、そのまま「Next」をクリックしましょう。
ファイアウォールの設定が開きます。
「Add an exception to the Windows firewall for spacedesk(Windowsファイアウォールにspacedeskの例外を追加する)」にチェックを入れて「Install」をクリックしてください。
英文の日本語訳はここをクリック
ファイアウォール設定
spacedeskファイアウォール例外の追加
ユーザーが接続できるようにするには、ファイアウォールに例外を追加する必要があります。spacedeskはこの例外の追加を試みますが、自分でファイアウォールを設定することもできます。
spacedeskのWindowsファイアウォールに例外を追加する
重要:サードパーティのファイアウォールソフトウェアを使用している場合、またはファイアウォール設定のあるアンチウィルスを使用している場合、正しく接続するためにファイアウォール設定で’spacedeskService.exe’を手動で許可する必要があるかもしれません。
詳細については、spacedeskのドキュメントを参照してください。
「Install」をクリックしましょう。
英文の日本語訳はここをクリック
spacedesk Windows DRIVERのインストール準備完了
インストールをクリックしてください。インストール設定を確認または変更するには、[戻る]をクリックします。キャンセルをクリックしてウィザードを終了します。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれたら、「はい」をクリックしてください。
インストールが始まります。終わるまで待ちましょう。
英文の日本語訳はここをクリック
spacedesk Windowsドライバのインストール
セットアップウィザードがspacedesk Windows DRIVERをインストールするまでお待ちください。
インストール先 C:#Program Files#idatronicsoftHspacedesk#
インストールが完了したら「Finish」をクリックして閉じます。
英文の日本語訳はここをクリック
スペースデスク・ウィンドウズ完成
DRIVER セットアップウィザード
完了ボタンをクリックしてセットアップウィザードを終了します。
ワイヤレスでタブレットに接続
Windowsの準備が終わったら、次はタブレットにアプリをインストールします。
下のボタンか、「spacedesk」で検索してアプリを入手してください。
※Amazonアプリストアからダウンロードする場合は、Google Playのボタンをタップしてください。Amazonのボタンをクリックすると、ショッピングサイトに遷移します。
FireタブレットにGoogle Playをインストールするような裏ワザは必要ありません。Amazonアプリストアから普通にインストールできます。
アプリストアで「spacedesk」がみつかったら、「入手」をタップしましょう(※画像はFire HD)。
「ダウンロード」をタップします。ダウンロードが終わるまでしばらくお待ちください。
ダウンロードが終わったら、「開く」をタップしてください(ホーム画面から開いてもOK)。
spacedeskを開くと、毎回メッセージが出ます。
ウザかったら「チェックボックスにチェック」を入れて、「OK」ボタンをタップしましょう。
英文の日本語訳はここをクリック
重要なお知らせ:
このspacedesk Androidアプリは、spacedesk Windows DRIVERにのみ接続できます。
最新のWindows DRIVERは以下からダウンロードできます:
https://www.spacedesk.net/
ヘルプとリリースノート: https://www.spacedesk.net
このメッセージボックスを再度表示しない
Windowsとタブレットが、同じネットワーク(Wi-Fi)に接続されていれば、設定は必要ありません。すぐにつながります。
先ほど、specedeskをインストールしたパソコンの名前とIPアドレスが、タブレットに表示されているはずです。
「IPアドレス」をタップすると、接続できます。
初めて接続したときは、解像度や配置がおかしいとか思います。ディスプレイの設定は、次項で解説します。
切断する方法
切断するには、タブレットの右にある「3本線(ハンバーガーメニュー)」をタップして、「Disconnect」を選択してください。
ディスプレイの設定
ディスプレイの解像度を正しいものにして、配置を変更していきましょう。
サブモニターとして配置を合わせる
Windows 10はここをクリック
左下の「スタート(Windowsアイコン)」をクリックして、「設定」を選択してください。
「システム」をクリックしましょう。
「スタート(Windowsアイコン)」を右クリックして、「設定」を選択してください。
サイドバーから「システム」を選択して、「ディスプレイ」をクリックします。
Windows 10はここをクリック
サイドバーの「ディスプレイ」を選択している状態で、下にスクロールしてください。
「マルチディスプレイ」という項目を「表示画面を拡張する」にしましょう。
設定を維持するか、元に戻すか聞かれます。「変更の維持」クリックしてください。
拡張(サブ)ディスプレイとして使用するには、「表示画面を拡張する」を選択します。
「ディスプレイの設定を維持しますか?」と聞かれます。「変更の維持」をクリックしましょう。
もうお気づきだと思いますが、今開いている設定画面で配置を変更します。
Windows 10はここをクリック
上までスクロールして、「2」のほう(タブレットのほう)をドラッグして、実際のディスプレイの位置関係に移動してください。
ポインターをマウスやタッチパッドで操作してみて、違和感のない配置になっていたら「適用」をクリックしましょう。
デフォルトでは、「1」がメインディスプレイ、「2」がサブディスプレイになっています。
「2」のほうをドラッグして、実際のディスプレイの位置関係に移動してください。
ポインターをマウスやタッチパッドで操作してみて、違和感のない配置になっていたら「適用」をクリックしましょう。
解像度を変更する
解像度は「Windowsで変更する方法」と、「タブレットで変更する方法」の2つがあります。
おすすめはタブレットで変更する方法です。
パソコンを他のディスプレイに接続してからタブレットに戻すと、Windowsの解像度設定が変更されることがあったため、私はタブレット側で設定しています。
ここでも「タブレットで設定する方法」を解説します。
「spacedesk」開いてください。
右にある「3本線(ハンバーガーメニュー)」をタップして、「Settings」を選択します。
サイドバーから「Resolusion」を選択して、「Choose Custom Resolution」をタップしましょう。
数字をタップすると、解像度が変更できます。
使用中のデバイスに適している解像度に「星マークFire HD 10は”1280 x 800″)。
」がついています(USBで接続|有線で安全に接続
私はワイヤレス接続を使いません。
なぜなら、誰でも簡単につながってしまうから。
先述の手順で接続すると、spacedeskをインストールしていれば、誰でも簡単にWindows PCに接続できてしまいます。
自宅のようなプライベートなネットワーク環境なら、それほど心配する必要はありません。しかし、公共のWi-Fiに接続している場合は、有線接続のほうが安全です。
USB接続は同時にタブレットの充電もできます。長時間作業する際にもおすすめです。
「Windowsキー」を押下するか、「スタート(Windowsアイコン)」をクリックして、「spacedesk DRIVER Console」で検索してください。
「開く」をクリックしてコンソールを開きましょう。
左側の「Network Adapters」をクリックして、右側の「Local Area Network」のチェックを外します。
ユーザーアカウント制御が開いた場合は、「はい」をクリックしてください。
これでWi-Fiでの接続ができなくなります。
FireタブレットとAndroidタブレットは、「USB Cable Android」にチェックを入れてください。
Apple製品(iPad/iPhone)との有線接続は「USB Cable iOS」にチェックを入れます。
再びユーザーアカウント制御が開いたら、「はい」をクリックします。
「Android」or「iOS」、使用するデバイスにチェックが入っていれば準備OKです。
Windows PCとタブレットを「USBケーブルで接続」してください。
タブレット側で「spacedeskを起動するか?」と聞かれます。「OK」をタップすると、パソコンとつながります。
自動でサブディスプレイとして使いたい場合は、チェックを入れてから「OK」をタップしてください。
次回からケーブルを挿入しただけでパソコンと接続します。
接続できなかった場合
ケーブルで接続できなかった場合は、USBケーブルを変えてみてください。
「USBケーブルならなんでもいい」というわけではありません。
100均で売っているような、充電専用のケーブルでは接続できませんでした。
タブレットやスマホを買ったときに付属しているケーブルなら、接続できるはずです。
タブレットからサウンドが出力される場合
私の場合は有線で接続すると、音がタブレットから出てしまいました。
サウンドの出力先を変更するには、タブレットのspacedeskで設定します。
「spacedesk」開いてください。
右にある「3本線(ハンバーガーメニュー)」をタップして、「Settings」を選択します。
左のサイドバーから「Audio」をタップしましょう。
右にある「チェックボックス」のチェックを外すと、パソコンからサウンドが出力されます。
ケーブル接続を切断する方法
切断するときは、ケーブルを抜いてしまってもOKです。
ケーブルを指したまま切断したいときは、右にある「三本線(ハンバーガーメニュー)」をタップして、「Disconnect」をタップします。
「本当にspacedeskを終了するか?」と聞かれます。「OK」をタップして閉じましょう。
Macのサブモニターにタブレットを使用する方法
Macのサブモニターにタブレットを使用するのは簡単です。あっという間です。
ただし、有料のアプリが必要です(¥305)。
Google Playには無料の「AirReceiverLite」があるので、Androidタブレットユーザーの方は、こちらを利用してみてください。気に入ったら有料版を購入しましょう。
Fire HDタブレットを使用する場合は、「AirReceiver」を購入してください(無料版はない……)。305円の買い切りです。一度購入すれば、Fireタブレットのほかに、「Fire TV Stick」での利用も可能になります。
Mac・iPad・iPhoneの画面を、テレビに映すのにも使えます。
では早速、「Macのサブモニターにタブレットを使用する方法」を見ていきましょう。
※ここでは、Fire HD タブレットを使って解説しています。
Fire HDタブレットの準備
Amazonアプリストアで「AirReceiver」と検索してダウンロードしてください。
「AirReceiver」←このリンクからも購入できますが、アプリストアから購入したほうが簡単です。
私はすでに「Fire TV Stick」で購入済みだったので、無料でダウンロードできました。
アクセス許可を求められます。「許可」をタップしてください。
「”他のアプリに表示”許可が必要です。」と表示されたら「設定」をタップします。
「AirReceiver」をタップしましょう。
右のスイッチをタップして「オン」にします。
タブレット側の設定は以上です。タブレットが起動していれば、ホーム画面に戻っても大丈夫です。
Macとタブレットを接続
Macとタブレットを接続してみましょう。
条件としては、同じネットワーク環境(Wi-Fi)に、Macとタブレットが接続されている必要があります。
Macの左上、メニューバーのアップルマークから、「システム設定」を選択してください。
サイドバーから「ディスプレイ」を選択します。
右にある「+」をクリックして、「タブレット名[AirPlay]」を選択しましょう。
これだけで、タブレットがMacの拡張ディスプレイになります。
切断する方法
切断したいときは、Macの「システム設定」を開きます。
サイドバーの「ディスプレイ」を選択してください。
右側の「+」をクリックして、「タブレット名[AirPlay]」を選択しましょう。
Macとタブレットの設定
これからMacのサブモニターとしてタブレット使用するにあたって、設定をしておきましょう。
ディスプレイの位置関係を変更
「システム設定」を開いてください。
サイドバーの「ディスプレイ」を選択して、「配置」をクリックしましょう。
タブレットをドラッグして、実際に配置している位置関係に合わせましょう。
ポインターをマウスやトラックパッドで操作してみて、違和感のない配置になっていたら「完了」をクリックして閉じます。
解像度を設定
接続しているディスプレイの中から、「タブレット」を選択して解像度を選択します。
「ちょうど良い解像度がない」場合は、右下のスイッチを「オン」にして、すべての解像度を表示させて選択してください。
AirPlayセキュリティの設定
デフォルトの状態では、同じネットワークに接続されているタブレットと、誰でも簡単に接続できてしまいます。
公共のWi-Fiで使用する場合は、セキュリティの設定をしておきましょう。
「AirReceiver」を開いてください。
「設定」をタップしましょう。
「AirPlayセキュリティ」をタップします。
「PIN」か「暗号(パスワード)」を選択します。
個人的には暗号がおすすめです。
PINは接続するたびに、4桁の数字を入力するように求められます。しかし、暗号の場合はパスワードを保存できるので、最初の1回入力するだけで済みます。
「暗号」を選択した場合は、下の「AirPlayセキュリティ」をタップしてください。
パスワードを設定して「OK」をタップしましょう。パスワードは忘れないように「1Password」や「Bitwarden」などに保存してください。
Macと接続する際に、「パスワードを保存」にチェックを入れると、パスワードの入力を次回から省略できます。
AirReceiverをシャットダウン
私の環境では、バージョン5.0.9より、シャットダウンができなくなりました。
シャットダウンをしなくても、バッテリーの減りが早くなるなど不具合は発生していません。
AirReceiverは、常に起動した状態になっています。
スリープにしても実行中です。
使わないときは、AirReceiverを終了しておきましょう。
「AirReceiver」を開いて、「リブート/シャットダウン」をタップしてください。
「シャットダウン」をタップすると、AirReceiverが終了します。
タブレットをサブモニター化|まとめ
- タブレットにAirReceiverをインストール
- Macのシステム設置 → ディスプレイからタブレットに接続
Fire HDやAndroidタブレット、iPadをサブモニターとして使用することは、作業効率の向上やマルチタスクに有効な手段です。
この記事では、そのための設定手順を詳しく紹介しました。手順はシンプルで、アプリをタブレットとパソコンにインストールするだけです。
操作も直感的で、設定にかかる時間はわずか数分です。
今回紹介した方法を使えば、コストを抑えながら既存のデバイスを有効活用できます。ぜひこの機会に、タブレットをサブモニターとして設定し、生産性の向上を実感してみてください。